スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ここが変だよ!、変じゃない?スケート報道の記事などを集めていきたいと思います。
報道機関 | THE PAGE |
見出し | <フィギュアスケート>浅田真央はまだ進化できる! |
配信日 | 2014年3月30日 14:05 |
http://thepage.jp/detail/20140330-00000001-wordleafs
◆内容◆
感動的なフィナーレだった。表彰式を終えると、浅田真央は、自身、世界選手権では3つ目となる金メダルを佐藤信夫コーチに首にかけた。「本当はオリンピックでこうしたかったけど、できなかったので」は本音だろうが、SPで歴代最高得点を叩きだし、フリーでも、そのトップを守りきって集大成と位置づけたシーズンを終えた浅田には、満足感が漂っていた。
フリーでは、小さなミスはいくつかあった。最初のトリプルアクセルが回転不足とみなされ、3回転ループに続くコンビネーションで冒頭の3回転フリップも回転不足と判定された。3回転ルッツには不正なエッジのeマークがついた。
元全日本2位で、評論家として活躍中の中庭健介氏は、「非常に今回のジャッジは厳しかった。結果的に3つが回転不足とされたが、私は五輪から、さらに成長を感じました」という。中庭氏が指摘する成長点は、ジャンプとジャンプの間にある“つなぎの滑り”だ。
「厳しく見れば、これまではジャンプだけがドスン、ドスンと独立してしまって、流れやつなぎが物足りませんでしたが、今回は、その部分ができていました。着氷後の流れですね。演技後半の3回転のコンビネーションもうまくなっていました。トリプルアクセルは、浅田選手にしかできないわけですし、こういう部分が上乗せされれば、この先、どう進化していくかが楽しみです」
現在、浅田真央の、その進退に注目が集まっている。今後については「終わったばかりなので何とも言えないです。じっくり考えたいと思います」と明言は避けた。だが、現役続行の可能性を「ハーフハーフ」と語るなど、ハッキリと引退を明らかにしているわけでもない。「体はまだまだいける。(重視するのは)自分の気持ちです」という。
それらを踏まえたうえで中庭氏は、現役続行を支持する。
「これは浅田選手の心の問題ですが、私個人の意見としては、まだ完成されていない浅田選手のスケートを4年後に完成して欲しいと思います。4年後に27歳です。コストナー選手も、その年齢で現役を続け、まだ進化しています。浅田選手はまだまだ進化しますよ。そう考えると浅田選手も言っているように肉体的には大丈夫でしょう。問題はメンタルです。1年なら1年。スケートから完全に離れて、一度、“休養”するという形を取ればどうでしょうか。モーグルの上村愛子さんも、一度、引退という形で休養しました。そういう時間を作れば、やりたい、滑りたいという気持ちが内側から出てくるのではないでしょうかね?」
報道機関 | THE PAGE |
見出し | <フィギュアスケート>浅田真央が金メダルを獲得するための条件とは? |
配信日 | 2014年2月19日 9:28 |
http://thepage.jp/detail/20140219-00000001-wordleafs
◆内容◆
■混沌としてきた金メダル争い
いよいよ、女子フィギュアスケートの個人シングルが日本時間の今日の深夜に幕を切る。バンクーバー五輪の金メダリスト、キム・ヨナ(韓国) vs 同銀メダリスト、浅田真央の金メダル争いかと思われていたが、地元ロシアの15歳、リニア・リプニツカヤが団体戦のショートプログラム(SP)、フリースタイル(FS)でいずれも1位を取るなど、彗星のごとく現れ、金の行方は混沌としてきた。
そこで専門家の意見を参考に、浅田が金メダルを獲得するための条件を考察してみた。元全日本2位でインストラクター兼WEBサイトでの評論で活躍されている中庭健介さんは、「羽生結弦とパトリック・チャン(カナダ)の勝敗を分けたように、女子でも技術点の出来がカギを握ると考えています」と見ている。
■勝敗を分ける技術点
採点は、技術点と5コンポーネンツと呼ばれる演技構成点に分かれているが、その技術点、つまり、ジャンプ、スピン、ステップなどの成否、出来栄えで、いかに得点を重ねるかが、浅田勝利のキーポイントだと見ているのだ。また技術点は、基礎点+GOEと呼ばれる出来栄え点で採点されるが、予定されているSPでの基礎点は、いずれもレベル4と評価されたと推定して、浅田が34点台、キム・ヨナと、リピニツカヤが32点台と、そう変わらない。
■FSでは浅田真央がリードしている
ただFSでは、浅田がリードしている。2度のトリプルアクセルを入れることを回避したが、3回転フリップ+3回転ループの難易度の高いコンビネーションを予定していて、この場合、基礎点は、3人の中で一番高い69点台となる。リプニツカヤは62点台、キム・ヨナは58点台だ。
周知の通り、5コンポーネンツの部分では、キム・ヨナが圧倒的に優れている。「スケーティング技術と表現力が高い。死角はみつからない」(中庭さん)に加え、難易度の高いジャンプを入れなくとも、空中姿勢や着氷の流れが美しく、技術点におけるGOEも非常に高い。
またジャンプが安定していて、柔軟性を生かしたキャンドルスピンなどのできるリピニツカヤに対しても、技術点でのGOEが加算されることは間違いない。それらを差し引いて浅田勝利の条件を考えると、どれだけパーフェクトなジャンプを飛べるかどうかだろう。トリプルアクセルの成功は必須条件だ。
■浅田はSPで70点以上取ること
中庭さんは「SPでどれだけ差をつけておけるか」とも言う。
「金メダル争いをするためには、最低でもSPで70点以上を取っておくこと。キム・ヨナやリピニツカヤは、74、75点を出してくるかもしれません。浅田選手が、SPでトップでいることが理想ですが、そうでなくとも3点差以内には、つけておかねばならないと思います。オリンピックの舞台ではミスが出るものですから、3点差以内であれば、チャンスはあります。ただ、今回は、テクニカルがジャンプの回転不足について非常に厳しく見ています。浅田選手が得点を稼ぐには、アクセルを含む3回転ジャンプについてミスのない正確なものが求められます」
元全日本4位でインストラクターとして活躍中の今川知子さんも同意見だ。「浅田選手が優勝するためには、まずSPでミスをせず、2人のライバルと差をあけられないことでしょう。最大の武器となり、ネックとなるのがトリプルアクセルです。このジャンプにかける思いも強く決めると波に乗ることができます。公式練習の様子を映像で見ると、ジャンプのキレもよく、着氷もクリーンに決めていました。 SP、FSともに冒頭のトリプルアクセルを決め、その後の演技に勢いをつけたいところです。また、他の要素などでもジャンプで着氷が乱れたり、ステップやスピンのレベルを落とすなどの小さなミスで点数を取りこぼさないことも重要になってきます。ただ、キム・ヨナ選手に比べると団体戦に出ているので、リンクの氷質や本番での回りの雰囲気に慣れている点は有利でしょう」
■滑走順は浅田真央が最後
SPの滑走順は、抽選の結果、浅田選手が最後となった。これについて中庭さんは「キム・ヨナやリピツニカヤの直後ならば影響もありますが、関係ないでしょう。自分の演技に集中できます」という見解。今川さんも「地元ロシアのソトニコワの後の最終滑走は、厳しい状況になりそうですが、今までの経験と、いくつもの壁を乗り越えてきた選手ですから、冷静に自分の演技に集中し、ノーミスで滑りきることができるでしょう」と見ている。
SPでは、まずは、冒頭のトリプルアクセルを成功させること、そして、悪くともキム・ヨナとリピニツカヤという2人のライバルと3点差圏内につけておくことが、金メダル獲得への条件となりそうだ。
報道機関 | THG PAGE |
見出し | <ソチ五輪>浅田真央 団体SPで転倒の理由と金メダルの可能性 |
配信日 | 2014年2月9日18時09分 |
http://thepage.jp/detail/20140209-00000003-wordleafs
◆内容◆
■団体フリー進出はできたが…
フィギュアスケートの団体で、ショートプログラム(SP)に出場した浅田真央は、3位につけて、なんとか上位5か国に与えられるフリーへ進む権利を手にしたが、演技冒頭のトリプルアクセルに失敗して転倒した。トリプルアクセルの基礎点は8.5点だが、今回は、重度の回転不足と判定され、基礎点が1.8点となった上、転倒で1.0点の減点となり、0.8点しか獲得できなかった。
■浅田真央「予想以上に緊張した」
逆にロシアの15歳の新星、ユリア・リプニツカヤが、会場の声援も味方につける完璧な滑りで今季の自己ベストとなる72.90点で1位になるなど、金メダル獲得を狙う女子シングルに向けて不安な要素が広がった。浅田は「予想以上に緊張してしまって、自分の演技ができなかった。(6分間)練習でも失敗していたし、気持ちをコントロールできなかった」と反省を口にした。
では、なぜ浅田はトリプルアクセルに失敗したのか。識者に聞いてみた。
現役時代は、元全日本2位で、海外で多くのトレーニング経験もあり、現在はインストラクター及び、評論活動をしている中庭健介さんは、「トリプルアクセルに入る段階で、滑りに勢いがなく“えいっ”という力強い踏み切りがありませんでした。SPの曲調が、柔らかいので、その曲を表現しようと、優しく“ふわっ”と入ってしまったのでしょう。踏み切りが原因で重度の回転不足につながりました」と分析していた。
浅田のSPの曲は「ノクターン」。確かに優雅な優しい曲調だ。中庭さんは、そうなってしまった理由をこう推測している。
「おそらく、トリプルアクセルを技術練習の中で成功させている映像を見ましたが、音をつけて合わして飛ぶという練習機会が足りなかったのではないでしょうか」
■現地のリンクに慣れていない?
元全日本4位で、インストラクターとしても活躍されている今川知子さんは、転倒の理由をこう分析している。
「トリプルアクセルに入る前のカーブの軌道が成功しているときより小さく見えました。必然、踏み切りも浅くなり、高さも出ませんでした。すると、無理に回転しようとしますので、上体だけが先に回って軸が中心より左に外れました。転倒という大きなミスが起こると、後の演技に影響出るのは仕方がないでしょう。踏み切りの失敗理由としては、直前の6分間練習でもトリプルアクセルを成功できていなかったという不安と焦りだったと思います。現地のリンクに慣れていないということもあったのでしょう」
■浅田とは対照的だったロシアのリプニツカヤ
ロシアのリプニツカヤは、浅田とは対象的に存在感を示した。確実に決めた3回転ルッツ、3回転トゥーループのコンビネーションジャンプに加え、足が垂直に立つほどの、脅威の柔軟性を生かした高速のキャンドル・スピン。場内からスタンディングオベーションが起きるのも当然だった。浅田のライバルは、韓国のキム・ヨナとされていたが、そこに割って入ってくる、強力なライバルが出現した。
中庭さんは、「これまでリプニツカヤは、ルッツを飛ぶ際の踏み切りのエッジが、アウトではなくインサイドを使い、不正と判断されていました。我々は、それを『Eマーク』と呼んでいて減点となりますが、今回のコンビネーションジャンプでは、そこを修正していました。また以前は、年上選手に囲まれ、オドオドしているような部分がありましたが、欧州選手権あたりから、そういう表情は消え、自信をつけています。それとスピンです。回転が速く、GOE(出来栄え点)がつけやすい。浅田選手が、1点か2点のところを、彼女には、3点をつけているジャッジが目立ちました。個人でのメダル争いは、リプニツカとイタリアのコストナーを交えて、“4つ巴”になってきましたね」と見ている。
イタリアのコストナーも、団体のSPでは、ミスのない演技で浅田の得点を上回った。
「これが五輪だな、という不安が生まれてきた」と浅田は語っていたが、果たして、4年越しの夢をかなえる場所となる、女子シングルでの巻き返しは可能なのだろうか?
■ミスが出たことは浅田にとってプラス
中庭さんは、こういう考えを抱いている。
「ここでミスが出たことは良かったと思います。トリプルアクセルには失敗しましたが、それを除けば、丁寧な演技は、芸術作品として、とても完成度の高いものでした。どの選手も“ミスをしたら勝てない”とプレッシャーの中で演技をすることになります。その中で、いかに集中力を保てるのか。浅田選手には、その経験と気持ちの強さがあります」
■トリプルアクセル成功なら1位通過だった
今川さんの予想はこうだ。
「ロシアのリプニツカヤ選手は、マイナス要素がひとつもなく、各技術要素のGOE(出来栄え点)の加点も高い。そして15歳にして曲を演じようとする表現力もあります。勢いがありますから、おそらくフリーを滑りきる体力もあると思います。地元のプレッシャーが気になりましたが、逆に味方につけていますね。浅田選手の強力なライバルでしょう。いずれにしろ金メダルを獲得するには、まずはショートでミスをしないことが最低条件になります。団体のSPで、もしトリプルアクセルをクリーンに成功していれば、約9点ほどの加点が予想されますので、およそ73点は獲得できていたことになります(トリプルアクセルの基礎点は8.5点があり、クリーンに着氷すれば、GOEなどの平均点が1.5点になる)。そうなるとリプニツカの点数を上回ります。私は、フリーでも、トリプルアクセルを一度にしたのはリスクも減りますし、他の部分にも集中できるので正解だと見ています。それに成功して乗っていければ、さらに得点を伸ばせるでしょう」
浅田は「あきらめなければ、思いが叶うことを伝えたい」と自分に言い聞かせるように語り続けている。団体SPのミスをどう生かすか。あきらめない戦いが始まっている。
(取材協力/アスリートジャーナル)
報道機関 | THE PAGE |
見出し | |
配信日 | 2014年1月31日17:41 |
◆1月31日に記事を読んだときの記事
見分けるのが一番難しいと言われるのが、この「ルッツ」と「フリップ」。ジャンプの難易度はルッツの方が高いとされています。
ともに、左足で滑走して、右足のトウでリンクを蹴って跳ぶジャンプですが、違いは、ジャンプする直前、体重が左足のエッジの外側に乗っているか、内側に乗っているか、になります。外側の場合が「ルッツ」、内側の場合が「フリップ」です。見分け方は、ルッツは少し長めの助走を採ることが多く、フリップは、踏み切る直前にパッと後ろ向きになって跳ぶことが多いようです。
ルッツは「左足外側エッジ」に体重が乗っていることが重要で、これが「内側エッジ」になってしまうと減点対象となります。ちなみに、浅田真央選手はこのルッツとサルコウが苦手とされています。
◆2月4日に確認した記事
見分けるのが一番難しいと言われるのが、この「ルッツ」と「フリップ」。ジャンプの難易度はルッツの方が高いとされています。
ともに、左足で滑走して、右足のトウでリンクを蹴って跳ぶジャンプですが、違いは、ジャンプする直前、体重が左足のエッジの外側に乗っているか、内側に乗っているか、になります。外側の場合が「ルッツ」、内側の場合が「フリップ」です。見分け方は、ルッツは少し長めの助走を採ることが多く、フリップは、踏み切る直前にパッと後ろ向きになって跳ぶことが多いようです。
ルッツは「左足外側エッジ」に体重が乗っていることが重要で、これが「内側エッジ」になってしまうと減点対象となります。逆にフリップは「外側エッジ」になると減点対象です。
この記事は、Yahoo!ニュースでも取り上げられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000012-wordleaf-spo
この記事に寄せられたコメントを確認していただくと、1月31日に記されたような内容が、後日修正されたことがわかっていただけると思います。
報道機関 | THE PAGE |
見出し | |
配信日 | 2013年12月28日 20:33 |
◆内容◆気になったところを抜粋
■完成度の高くないキム・ヨナ
「まだ怪我の影響なのかスピードと勢いがありません。ほとんど試合にも出ていませんから、スタミナ面においてもフリーで、どこまで体力が持つのかという不安も残っています。浅田選手は、これまでキム・ヨナと差をつけられていた芸術性の部分も意識して磨かれてきていますし、世界では浅田選手にしかできない超高難度のステップシークエンスを持っているので、総合的に見ると差は縮まるどころか、互角かそれ以上でしょう。ただ、これは、男子の金メダル候補のパトリック・チャンにも言えることですが、キム・ヨナにはスケーティングの一歩が美しく長く伸びる《滑りの上手さ》というものが違いますし、観客やジャッジを惹きつける内面から出る表現力、アピール力というものがあります。約1か月半の間で、かなりの量のトレーニングを積んで仕上げてくるでしょうから、強敵であることは確かでしょう」