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6/4 「休養」浅田真央はどう変わるか/「できないな」と、浅田真央は言った(下)――日本女子の新しい時代へ

(2014-06-04)

報道機関

WEBRONZA(朝日新聞)

見出し

「休養」浅田真央はどう変わるか

「できないな」と、浅田真央は言った(下)――日本女子の新しい時代へ

発行日

201464

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014060300007.html

◆内容◆

青嶋ひろの(フリーライター)

浅田真央のいないフィギュアスケートシーズンの始まり。それを、事象としてとても楽しみだと感じた。

浅田だけでなく高橋大輔も休養し、安藤美姫、鈴木明子、織田信成と多くのトップスケーターたちは引退。この「正念場」を、日本のフィギュアスケート界はどう乗り切るのか。

 また3年前、同じように世界選手権を制した後の安藤美姫が休養を宣言したときには、「お休みするなんて」「真面目に続けている選手の方を応援したい」などという声が関係者にも多かったが、浅田の休養を彼らはどうとらえるのか。

 彼女の今回の選択によって、ストイックな努力や継続を最上のものとする日本のスケート界、スポーツ界の風潮が少し変わればいいな、などとも思っている。

 しかし、記者会見の日。

 「今日は日本のフィギュアスケートのお葬式ですよ……」

 そんな声をあげる記者もいたことは、少し悔しいと思った。浅田がいなければ、追いかける価値なし――極端だがそんなふうにこのスポーツが思われていることもまた、確かなのである。

 冗談ではない! 

女子では浅田、鈴木、さらに安藤が抜けて、今シーズン。世界選手権出場経験を持つ強化選手は村上佳菜子ただひとりとなった。もちろん世界選手権の日本女子3人枠は維持している。これは、彼女たちに続く選手たちにとっては願ってもない大チャンスだ。宮原知子、本郷理華、今井遥、大庭雅……。

 これまで、世界選手権は少し遠い目標だった彼女たちが、今季は頑張ればひのき舞台に立てる可能性が大きいのだ。

 仰ぎ見てきた先輩たちがいないのは寂しいだろうが、ここぞとばかりに日本女子は、次世代、若手選手たちが一気に伸びてくるに違いない、と楽しみにしている。そして願わくば、彼女たちの中からピョンチャンまでの4年間、また人々の目を氷上に釘付けにするスターが現れんことを。

 「もちろん新しいスターは、生まれるかもしれない。でも真央みたいな存在は、もう出てきません。絶対に」

 よってこれまでのような注目がフィギュアスケートに集まることはもう二度とないだろう、とくだんの記者は言う。まあ、なんと腹の立つことか。

 もちろん12年ほど前、村主章枝、恩田美栄、荒川静香の背中を追いかけて、浅田真央、安藤美姫、中野友加里、太田由希奈らが続々と台頭してきたような、「これはものすごい時代が来る……」という予感は、現在の日本女子にはないかもしれない。

 しかしよく似ていると思うのは、9年ほど前、トリノ五輪前の日本男子の状況だ。・・・・・<続き 会員登録必要>

※「休養」浅田真央はどう変わるか(上)
http://kouseikizuna.blog.fc2.com/blog-entry-571.html

2014060300007_1.jpg
等身大のパネル写真と並んだ浅田真央選手=2014413日、東京都中央区の日本橋高島屋
2014060300007_2.jpg 宮原知子.
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5/29 「休養」浅田真央はどう変わるか

(2014-05-29)

報道機関

WEBRONZA(朝日新聞)

見出し

「休養」浅田真央はどう変わるか

発行日

2014529

http://webronza.asahi.com/national/2014052800003.html

◆内容◆

浅田真央が「休養」を宣言した。ソチ五輪の後、引退か現役続行か注目されていたが、一シーズン競技を休むことを正式に表明した。休養後の復帰の可能性はまだ「ハーフハーフ」。来シーズンはジャンプに関するルール変更もあり、新しいライバルも出現するかもしれない。復帰しても以前のような演技ができるのかどうか、様々なことをこの一年考えることになるだろう。浅田真央休養の背景と、スーパースター不在の女子フィギュアスケート界の勢力図を考える。
2014052800003_1_20140603231045b07.jpg 

自身の展覧会で思い出の衣装や写真を見る浅田真央=2014423日、名古屋市中村区

☆「できないな」と、浅田真央は言った(上)――「サムライ」の、「鉄人」の、凄さ
http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014052800007.html?iref=webronza

◆内容◆

青嶋ひろの(フリーライター)

 「今シーズン、もう一度がんばれるのかな? そう考えたら、『それはできないな』と思いました」

 浅田真央の、一年間の競技休養を発表する記者会見(ではなく、本来はアイスショー『ザ・アイス』の開催発表会見だったのだが)にて、まず耳に突き刺さったのは、この言葉だった。

 「『真央ちゃん』なんて人は、どこにもいません。あの人は、サムライだ」

 近いところで取材している記者たちはそう言うが、ほんとうにこの人は、気骨の人だ。

 泣き言は、まず言わない。言い訳も、しない。自身で立てた目標だけを唯一の拠り所として、ひたすら邁進する、アスリート魂の塊のような人だ。

よくそのファニーなキャラクターを長島茂雄になぞらえられることがあるが、魂の部分はたぶん、衣笠祥雄とか鈴木啓示とか、そんな人々に近いのではないかと思う。もし男に生まれていたならば、きっとフィギュアスケートなどやらず、もっと泥臭い競技でものすごく男らしい選手になっていたことだろう。

 たまたま女性で、たまたま愛らしい容姿を持っていて、演技スタイルがふんわり可憐なものだから、23歳になっても「真央ちゃん」などと呼ばれているだけの人だ。

 その浅田真央が、「できないな」と言った。「身体も心も疲れている」と。その言葉は、武骨な彼女を知っているからこそ、あまりにも重く胸に響く。そこまで彼女は、疲れていたのか、と。

 引退ではなく、競技続行でもなく、「一シーズン、すべての試合をお休みにするというかたち」。それは特段、驚くことでもない、自然ななりゆきだと人々は受け止めたかもしれない。

 確かに2度の五輪シーズンを経て、次の五輪まで、また4年。ここで一年休息をとるというかたちは、ベテランの域に入ったアスリートにとっては、自然な選択だろう。高橋大輔が彼女と全く同じ道を選んだときにも、特に驚きはしなかった。

 しかし、浅田真央。「スケーターとしての生活を始めてから、試合をしない、ということをしたことがない」と彼女自身が言うように、私たちもここ10年以上、浅田真央が試合のリンクにいないシーズンを迎えたことはない。

 ケガや、病気や、学業専念などで氷を離れる選手は珍しくないなか、スーパースターの浅田真央は、当たり前のようにいつもそこにいてくれた。その彼女が一年間(少なくとも一年間)不在であるという状況を、予想はできても想像ができなかったのだ。

また、彼女はいつも、あまりにもナチュラルに選手生活を送っているように見えるので、数か月も休めばまたすぐに氷に戻りたがるのではないか、などという気もしていた。引退でないのならば、長い休息は取らず秋からまた何食わぬ顔でグランプリシリーズに登場してくれるのではないか、と。それくらい、彼女というサムライに「休息」は似合わないような気がしていたのだ。

 しかし、浅田真央がいるという「日常」。それは、彼女のふつうではない気力を振り絞って送る鍛錬の日々が見せてくれる「非日常」だったことを、改めて思い知らされてしまった。

 そしてこの日、もうひとつ重かった言葉。・・・・・<続き 会員登録必要>

2014052800007_1.jpg 

展覧会で、自身の写真を見る浅田真央=2014413日、東京都中央区の日本橋高島屋

2014052800007_2.jpg 

休養を発表した記者会見場を引きあげる浅田真央=2014519




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4/18 羽生結弦は浅田真央になれるか(4)――日本男子黄金時代がやって来る

(2014-04-18)

報道機関

WEBRONZA+(朝日新聞)

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羽生結弦は浅田真央になれるか(4)――日本男子黄金時代がやって来る

発行日

2014418

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014041700009.html

◆内容◆

※青嶋ひろの(フリーライター)

数年前、あるアイスショーに彼がゲスト出演したにもかかわらず、客席を満員にできなかったことがあった。当時、ゲストが浅田真央や高橋大輔、プルシェンコなどだったら、間違いなくチケットは飛ぶように売れていた、そんな状況だ。

 空いた客席を見た羽生結弦は、「自分がお客さんを呼べなくてすみません……」と、ショーの興行主に謝ったという。自分が何のためにそこに呼ばれているかを、彼は考え、自分ではその役割を担い切れなかったことを、如実に感じたのだ。そんなふうに羽生は、様々なことを考えもする。

自分の今の役割を考え、一生懸命自分を作らなければならない。そのことでの彼の負担が、心配だ。そして人々は、「作ったもの」に対して意外に敏感だ。彼が必死にまわりに合わせ、作り上げた姿が真の羽生結弦ではないことを、人々は見抜きもするだろう。そこでまた、彼は苦しむことになるかもしれない。

 日本スケート界の宝であり、日本の宝である羽生結弦。彼ひとりにそんな苦しみを背負わせてしまって、いいのだろうか?

 羽生結弦にとって、またこれからの日本のスケート界にとって、必要なものは何か?

 それは、彼のライバルだ。

 ここで本稿1回目(「羽生結弦は浅田真央になれるか(1)――修正した『行方不明』のジャンプ」)の彼の言葉を振り返ってみたい。

 「僕が一番好きだったプルシェンコは、ヤグディンと戦ってたころのプルシェンコ」

 「僕にもそういうライバルが、絶対に現れるはずです。競ってくれるライバルがいなかったら、僕はスケートが好きではいられない」

 先の世界選手権では、羽生の手強いライバルとして町田樹が高らかに名乗りを上げたが、「羽生結弦を倒す男」は、もちろん彼だけではない。世界のライバルとして、パトリック・チャン(カナダ)、デニス・テン(カザフスタン)、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)……いやいや、ここはやはり国内から、どんどん出てきてほしいところだ。

 羽生と同い年の、田中刑事、日野龍樹。さらに・・・・<続き 会員登録必要>



4/17 羽生結弦は浅田真央になれるか(3)――作られた「結弦像」を超えて

(2014-04-17)

報道機関

WEBRONZA+(朝日新聞)

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羽生結弦は浅田真央になれるか(3)――作られた「結弦像」を超えて

発行日

2014417

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014041600009.html

◆内容◆

※青嶋ひろの(フリーライター)

高橋大輔のカリスマ性とは違う、浅田真央の持つ大衆的なポピュラリティ。それが、より多くの日本人の耳目に触れ、スケート界を根底から活性化させるのだ、と。もしかしたらその役割を、羽生結弦は担えるのではないか? ソチ五輪後の喧騒を見て、人々はそう考えている。

 「日本人は世界で戦える、強い人間が好きだからね。史上初の男子金メダリスト。しかもあの若さ。羽生君なら、スケート界を代表するアイドルになる資格、十分だ」

 「なんといっても、真央ちゃんがついに手にできなかったオリンピックの金メダルを、もう獲ってしまったんだからね」

 もしほんとうに、そんな重責を担う立場に立たされたとしたら――羽生結弦、大丈夫だろうか。

 人々の期待する、ピョンチャン五輪まで勝ち続ける強いチャンピオンになること。それはもう、彼自身の鍛練と心がまえにかかっていることだ。私たちが心配しても仕方がないし、ある程度心配はないだろう。

 それならば私たちは、競技とは関係のない外圧や醜聞から彼を守ることに心を砕かなければ、などとも考える。

 実際、週刊誌の編集部などには、彼の人気を疎み、中傷する文書がひっきりなしに送られていると聞く。それに乗じた一部のメディアは人気者のスキャンダルをどう扱うのが得策か思案しているようだが、そんなものから守れるものならば、少しでも彼を守らなければ、と思う。彼が浅田真央に代わってフィギュアスケートを引っ張る存在になるのだとしたら、業界はこぞって、全力で彼を守らなければならない、と。

それとは別に心配なのは、スーパースターに祀り上げられることによって彼自身が浮ついたり、慢心したりしないか、ということ。

 これは浅田真央がどんなに注目を集めても、どんなに人気を誇っても、彼女自身、少しも変わらなかった部分だ。あれほどの存在になりながら、決しておごらず、一度も高飛車にふるまったことが無い。もちろん、浅田の特異なキャラクターをもってしてのことだ。

 羽生結弦は浅田真央に比べれば、かなり「普通の」男の子だ。今は見せてはいないが、いくぶん調子に乗りやすいところもある。そんなところをちょっと心配して、先日わずか10分の単独取材時間をもらえて話をしてみたのだが、驚くほど以前と何も変わっていない様子に、胸をなでおろした。

 「彼は金メダリストになっても、何も変わりませんねえ」と、他の記者も感心していたが、今の羽生の様子を見ていると、慢心や過信でつぶれていく姿は、ちょっと想像しにくい。

 しかし、これから――。

 今はまだ、オリンピックが終わってすぐに世界選手権、間髪を入れずにアイスショー行脚と、目の前のやるべきことに必死な日々だ。思いもよらなかった規模のコマーシャリズムが彼を襲うのは、この後だろう。ある程度の成績を出し、既に人気選手になっていたソチ五輪前。そのころとは比較にならないほどのごちゃごちゃとした出来事が、彼には起こるだろう。

 今までの日本男子は、どんなに人気者になっても蚊帳の外にいられたはずの世界、浅田真央級のスーパースターだけが体験する世界に、彼は放りこまれてしまう。

 例えば羽生人気を維持するために、芳しくない成績でも試合に勝ててしまうなど、不本意な事態がある種の試合では起こるかもしれない。ピョンチャンまではひたすら努力と精進の日々を送るつもりの10代のアスリートには、もうどうしようもない状況に置かれて、彼は耐えられるだろうか?

 そんな時でも何も変わらず、スケートへの思いだけを糧に邁進できたのが、浅田真央のすごさだ。自分が滑ることで動くお金の額も、社会的な影響も、そんなことは何も考えずに。多少考えたとしても、何も惑わされずに、純粋な気持ちだけで滑り続けられるのは浅田真央くらいだ。彼女の人間的な不思議さがあったから、浅田人気、スケート人気は絶妙なところで成立していたともいえる。

 それでも子供の頃の彼女と比べれば、浅田も今のポジションに居続けるうちに、笑顔が少なくなったように思う。ジャンプの不振だったり、練習環境の悩みだったり、競技に関わる苦しみだけだったら起きなかった変化が、確かに浅田にも起きていた。

■一人歩きした「結弦像」

 浅田真央でさえ、自分を変えざるを得なかった場所に立たされて――果たして羽生結弦は、大丈夫だろうか?・・・・・<続き 会員登録必要>

 



4/16 羽生結弦は浅田真央になれるか(2)――スケート界に必要な選手は……

(2014-04-16)

報道機関

WEBRONZA+(朝日新聞)

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羽生結弦は浅田真央になれるか(2)――スケート界に必要な選手は……

発行日

2014416

http://astand.asahi.com/magazine/wrnational/special/2014041500004.html?iref=webronza

◆内容◆

※青嶋ひろの(フリーライター)

オリンピックシーズンには、想像をはるかに超える出来事が起きる。

 オリンピックの男子シングルで、羽生結弦の優勝はなくはない、とある程度予想はしていた。若々しい魅力もたっぷりあるし、優勝したら人気者になるだろうな、と漠然と思ってはいた。

 しかし、ここまでの人気ぶり――世界選手権で高橋大輔のいないさいたまスーパーアリーナをいっぱいにしてしまい、週刊誌やワイドショーがこぞって特集を組むほどの異常な人気者になるとは、ちょっと考えていなかったのだ。

 「日本の人たちは、僕たちが思うほど羽生結弦を知らなかったんだよ」

 と、あるスケート関係者は言っていたが、その通り。

 17歳の若さで世界選手権の銅メダリストとなり、18歳でショートプログラムの世界最高得点を記録し、19歳でグランプリファイナル優勝。ソチ五輪での「もしや」もあるかもしれないこの若者は、スケート周辺の人々にとってはおなじみ以上の存在だった。

 が、一般の日本人にとってはまだまだ印象の薄い選手。だからいきなり出てきた日本男子初の五輪金メダリストに、「彼はいったい何者!?」という騒ぎになってしまったのだ。

 結果、4月のアイスショーは日本中で大盛況。若者は分刻みの取材スケジュールをこなし、黄色い声援の中で熱演を続けている。そんなアイスショーの告知ポスターで、絶対的な存在だった浅田真央を押しのけて、選手たちの写真の中央に陣取った羽生の姿を見て、思った。

 今後の去就をまだ明らかにしていない浅田真央が、もしも引退、あるいは一時休養などとなった時――羽生結弦は、彼女に代わる存在になれるのではないか、と。

 日本のフィギュアスケート人気が本格化してから、もう10年近く。

この間、浅田真央が担ってきた役割、ポジション、重責には、大変なものがあった。

 もちろん彼女以外にもたくさんの人気スケーターが揃ってこそのスケート人気ではあったが、それでも浅田ひとりがいるといないとでは、大きな違いだっただろう。

 浅田真央は人々の――スケートにさして興味のない人々の――注目を、このスポーツに集め続けてきた。

 ルールをよく知らない人でも、「真央ちゃんが出てるなら」テレビを見る。つまり浅田がいるから、テレビのゴールデンタイムでフィギュアスケートの放送がある。

 試合だけでなく多彩なイベントも、浅田真央がいるから一年を通して催される。時にはスケートリンクの存続など、重要な問題にも人々の注目を集めさせてきた。「真央ちゃんのやってるスポーツが、何だか大変なことになってるみたいだぞ」と、人々を思わせられるのだ。

 また、まずは浅田に興味をもってスケートを見るようになった人々が、男子やダンスでもお気に入りの選手を見つけたり、表面的でないスケートの楽しみを知る濃いファンになったりすることも多かった。

 韓国でもキム・ヨナが似た現象を起こしていて、まず人々はたった一人のヨナというスターに注目する。そこから国際的なスケート事情にも詳しいファンが増え、男子の高橋大輔やアイスダンスのバーチュー&モイア(カナダ)、ペアのパン&トン(中国)らが、韓国では大人気となった。

愛された高橋大輔の人間性

 視聴率や広告がらみの話に比べれば地味かもしれないが、そんなふうにスケートファンの裾野を広げる役割も、確かに浅田は担ってきた。そこまでの注目を集められる選手は彼女以外にいなかったし、スターとしての彼女の存在も、彼女が知らず知らずのうちに成し遂げてしまったものも、あまりにも大きかったのだ。

 だから多くの人々は、ここ数年、「ポスト浅田真央」探しに躍起だった。いつまでも、何年先までも彼女が現役選手でいてはくれない。放送関係者も、その他のメディアの人々も、スケート界の中心にいる人々も……スケート人気の凋落を望まない多くの人々は、「次の真央ちゃん」がなかなか見つからないことにこそ、恐怖していた。

 彼らの思惑とは裏腹に、・・・・・<続き 会員登録必要>



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