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「現役続行」浅田真央が乗り越えるべき“壁”

(2015-05-27)

報道機関

週刊朝日

見出し

「現役続行」浅田真央が乗り越えるべき“壁”

配信日

2015年 5月 27日 113065日号)

http://dot.asahi.com/wa/2015052700006.html

◆内容◆

100%復帰するつもり」
 518日、フィギュアスケートの浅田真央(24)が、現役続行を表明した。彼女らしいたおやかな笑顔で語られた決断だったが、明るい道ではないとスケート関係者は言う。

1カ月ほど前からスケート関係者や記者たちが探りを入れる中で『引退』という話も確かに出ていました。真央ちゃんも言っていたように、まだ試合に出られるかはわからない。これからの練習で元のレベルに戻せるかによるそうです。練習をやっていて無理だとなったら試合に出てこない可能性もある。そのくらい難しいことなんです」
 スポーツ記者も、こう話す。
「ソチ五輪後の世界選手権のショートでは世界歴代最高点を出しましたし、まだ浅田の存在は大きい。ただ、正直、これから世界チャンピオンとなると厳しい道」
 今年3月の世界選手権では、浅田の代名詞でもあるトリプルアクセルを、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワが成功させるなど、若手の躍進も大きい。加えて、ソチ五輪後に改正されたルールも「壁」となるという。
ISU(国際スケート連盟)テクニカルスペシャリストの岡崎真氏はこう解説する。

「ジャンプの踏み切りでエッジの使い方が正しくないと、ペナルティーがより厳しくなった。浅田選手はこれまでルッツジャンプが得意ではなく、踏み切りでペナルティーを受ける回数が多かったのですが、ここはより注意点になります」

3回転ルッツジャンプの基礎点は60だが、「エッジの使い方の不正」とされると7割程度の点数になり、そこからGOE(出来栄え点)でも減点、回転不足だとさらに減点になる。
 これまでも、浅田は高難度の演技に挑戦しながらも、得点が伸びにくかった。あの女子史上初の6種類のジャンプを8度着氷したソチ五輪のフリーも、世界中から称賛される感動の演技だったが、順位は3位だった。
「浅田選手のフワッと跳ぶジャンプは決して質が低いわけではないのですが、出来栄え点(GOE)がつきにくい。羽生結弦選手は、吹っ飛んだように見える高さも飛距離も流れもあるジャンプで、ジャンプ1本多く跳んだくらいの加点がつく。キム・ヨナの『走ってる』と言われるくらいのスピードで、ボーンと跳ぶ迫力のあるジャンプや、トゥクタミシェワのボンッと高さのあるジャンプはGOEで加点が付きやすいです」(岡崎氏)
 例えば、3回転ルッツのGOEで最大の加点を取ると、81になる。そうなると、大技のトリプルアクセル(基礎点85)と同じくらいの得点になるのだ。
 浅田自身もそれは覚悟しており、「今24歳でスケート界の中ではベテラン。ジャンプの技術を落とさないだけではなく、大人の滑りを見せたい」と語っている。岡崎氏もこう話す。
「ジャンプは、訓練次第でよりスピードをつけてGOEの取れるジャンプが跳べるようになるはずです。彼女は演技中のどの瞬間の写真を撮られても、隙がない選手。そういうところも5コンポーネンツ(演技構成点)で評価されれば、世界の舞台に戻っていけるはずです」

 浅田真央の第二章。どんな大人の演技を見せてくれるのか。

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浅田真央 平昌五輪の金メダルに立ちはだかる3つの障壁とは

(2015-05-21)

報道機関

週刊ポスト

見出し

浅田真央 平昌五輪の金メダルに立ちはだかる3つの障壁とは

配信日

2015年 5月 21日 110065日号)

http://www.news-postseven.com/archives/20150529_324979.html

◆内容◆

518日の会見で、「ソチ五輪のシーズンが終わった後はスケートを辞める気持ちが強かったが、時が経つにつれ自然と試合が恋しくなった」と復帰を発表した浅田真央(24)。しかし、浅田が平昌五輪で金メダルを獲得するのはかなり厳しいといわざるを得ない。
 本人のピークの問題もあるが、ライバルとなるロシア勢の進化が著しい。昨年のソチ五輪で金メダルを獲得したソトニコワ(18)、今年3月の世界選手権で浅田の代名詞だったトリプルアクセルを成功させ優勝したトゥクタミシェワ(18)、その他にもラジオノワ(16)、リプニツカヤ(16)などの実力者がいて層が厚い。これが1つめの障壁。
 競技自体もレベルアップしており、そこにも2つの障壁が待ち構えている。元フィギュアスケート日本代表の渡部絵美氏が分析する。

「最近ではプログラムに得点の高い3回転・3回転を入れることが当たり前になっている。真央ちゃんはこれまでにそういうプログラムを組んでこなかった。武器だったトリプルアクセルを同じように飛べる選手が次々と出てくる可能性もあります。
 また、昨年6月に国際スケート連盟が採点基準を厳格化したことも向かい風です。例えばルッツジャンプ。左足の外側に体重をかけて踏み切るルッツで、真央ちゃんは内側に重心がかかってしまうミスが多い。今回のルール改正では大きな減点対象です。
 長年の競技生活で身に付いた癖はなかなか直らない。今まで積み上げてきたものに磨きをかけるのか、もしくは時間をかけてでも新しい技を入れていくのか。結果を出すにしても一筋縄ではいかないでしょう」
 それでもやはり、「氷上の妖精」が3年後に悲願を果たす姿を多くのファンが期待している。

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鍵はルール改正…岡崎真氏が解説 真央に2つの“関門”

(2015-05-19)

報道機関

スポニチ

見出し

鍵はルール改正…岡崎真氏が解説 真央に2つの“関門”

配信日

2015年 5月 19日 825

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/05/19/kiji/K20150519010374530.html

◆内容◆

浅田真央の現役続行の決断は、ソチ五輪以降に行われたルール変更との戦いともなる。ISU(国際スケート連盟)テクニカルスペシャリストで、福岡・飯塚アイスパレスでプロコーチとして活動中のスポニチ本紙解説・岡崎真氏(39)が指摘したのは2つの“関門”だ。

 昨年行われたルール改正のうち、浅田が注意すべきものは2つあると考えている。1つはジャンプ踏み切り時のエッジの使い方に関するものでありもう1つは2回転ジャンプの繰り返しの制限ではないかと思う。

 エッジの使い方の不正は「e」で示され、ジャッジにはGOE(出来栄え評価)の減点が求められていたが、その幅は個々の判断に委ねられていたのがソチまで。基礎点には影響がなかった。現在は「e」に加え「!(アテンション)」が復活。「!」は軽微な不正で、GOEによる減点はあるが基礎点はそのままで、ジャンプそのものの出来栄えが素晴らしいなど加点要素があった場合、GOEが最終的にプラスとなることもある。ところが「e」と認定されれば基礎点が約70%となる上、最終的なGOEも必ずマイナスとなる必要がある。「e」に加えて回転不足も認定された場合、基礎点は約6割まで減少し、多大な損失となる。

 また、フリーで適用されてきた「2回転半以上のジャンプの繰り返しは2度まで」のルールは、ソチ以降、2回転にも適用されるようになった。浅田の場合、連続ジャンプの後半に2回転ループを好んで使うが、もし3回転ループがミスで2回転となった場合、繰り返し回数の違反でいずれかが無得点となる危険性もある。

 現役続行にあたり準備は周到に行うと思うが、いずれにせよ、競技会での経験という時間が必要となるかもしれない。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

 ▼浅田とエッジの使い方不正 過去の試合ではルッツが「エッジの使い方不正」と認定されることが多かった。ルッツは左足の外側に体重をかけて、右足のトーをついて踏み切るもの。内側に重心がかかると「フリップ」となり、正しくないエッジと判定されて減点の対象となる。

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復帰を決めた真央の前に立ち塞がる壁

(2015-05-18)

報道機関

THE PAGE

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復帰を決めた真央の前に立ち塞がる壁

配信日

2015年 5月 18日 2200

http://thepage.jp/detail/20150518-00000002-wordleafs?utm_expid=90592221-34.fYfHxQptRyiK24SGMTdjrQ.0&utm_referrer=http%3A%2F%2Fthepage.jp%2Fcategory%2Fsports%2F

◆内容◆                

2014年のソチ五輪、世界選手権以降、休養に入っていた浅田真央(24)が18日、現役復帰を発表した。この日、ブログで発表した後、都内で予定されていたアイスショーの会見で、本人の口から、しっかりとした言葉で、現役続行の意思が明らかにされた。もう気持ちは、「ハーフ、ハーフ」と揺れ動いているものではなく「100パーセント」と断言した。そこには固い決意があふれていた。

 それでも、どの大会で復帰するかの目標は定めておらず、3年後の平昌五輪についても「今は考えていない」という。現在の目標は、昨年3月に埼玉で開催された世界選手権で優勝した競技レベルまで肉体と技術と心の状態を戻すこと。「この先は何があるかわからない」と、現役復帰に向け、すでにトレーニングはスタートさせているが、競技会の出場そのものについては含みをもたせた。復帰大会の目処がつき次第、改めて会見を設ける予定だという。

 真央がいなくなった、この1年の間に世界の女子フィギュア界の勢力図も様変わりした。ロシア勢が席巻。ジャンプ技術が飛躍的に伸びて、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(18)は、真央の代名詞だったトリプルアクセルに成功。トリプルアクセルは、もうスペシャルな武器ではなくなっている。

 そのあたりの事情は、浅田も承知していて「トリプルアクセルが跳べるということを強みにしてきましたが、時代と共にジャンプレベルも上がっています。それに追いつけるように練習をしているんですが、それだけではありません。今、私は24歳で、スケート界の中ではベテランに入っています。ジャンプ技術を落とさないことも目標ですが、それだけではなくて、大人の滑りができればいいなと…なんていうんですかね、自分の滑りを見てもらいたいなと思います」と語った。

 では、1年のブランクを作った浅田は激変している今のフィギュア界で通用するのだろうか。もっと言えば、3年後の平昌で悲願の金メダルを獲得することができるのだろうか。元全日本2位で現在、インストラクターとしても活躍中の中庭健介氏は「再び世界のトップレベルで戦える可能性はある」と見ている。

「喜ばしいニュースです。気持ちが重要だと思っていたのですが、1年間、心を静養させ、意欲が固まっているのならば楽しみです。アイスショーは、リンクの広さ、プログラムの内容なども大きく違っていて競技との差は大きいですが、そこで滑っていますから1年が大きなブランクだったわけではありません。技術は、衰えませんから、むしろ、魅せることを覚えたプラス面が大きいでしょう。競技から離れてこそ気がつくことがあります。
 ランキングを残すには、2年半の時間が必要ですから、おそらく1617年シーズンからGPシリーズに本格的に復帰して、五輪を目指す考えではないでしょうか。その意味で、この時期に復帰を決め、取り組み始めるのも、いいタイミングだったと見ています。いくつかのクリアしなければならない条件さえ満たせば、簡単ではありませんが世界と戦えると思います」

 中庭氏が、指摘する超えなければならない壁のひとつが、ジャンプ技術だ。

「現在、プログラムに3回転、3回転を入れることが常識になりつつあります。また、元々、ジャンプに入る前の構えが大きかったのですが、ロシア勢は、ほとんど、そういう無駄な動きがなく流れるようにジャンプを跳びます。浅田選手は、ルッツジャンプについても課題がありました。今後、トリプルアクセルを跳べる選手はさらに増えるでしょう。同時にジャッジもジャンプの踏み切りや回転を厳格に採点するようになっています。
 そういう世界のジャンプ技術の進化に、どこまで対応できるか。また年齢的な体力の問題もあります。25歳を超えると回復力が、がくっと落ちます。そうなると練習量に影響が出ます。これまで、できていた練習量をこなせなくなるのです。会見で浅田選手が語っていた『この先に何がおきるかわからない』というものは、そういう年齢的な体力の問題からくる不安であったり、故障の発生でしょう。復帰の過程で厳しい現実を見せつけられる可能性もありますが、日本の若いスケーターたちにも『真央ちゃんと一緒に戦える』というモチベーションを植えつけることになり日本の女子フィギュア界は間違いなく活気づくと思います」

 トリプルアクセルの成功率を高めることに加えて、難易度の高い3回転―3回転をプログラムに入れなければ勝負にならない。また技術的に問題の多かったルッツジャンプの上達も課題。回転不足の判定などに悩むと村上佳菜子のように不振に陥る危険性もある。「ステップ、スピンなどの表現力では群を抜いている」と中庭氏は言うが、それだけでは世界で頂点を狙う勝負にはならない。浅田が言う「大人の滑り」だけでは、ジャンプが進化した近代フィギュアの世界では限界があるのである。 
 注目の復帰戦に関しての明言は避けたが、今秋からのグランプリシリーズ出場を目指すならば、遅くとも、この45月には、プログラムを作っておかねばならないため、時間的には間に合わないだろう。7月のアイスショーで「ショートプログラムを行うかもしれない」と、浅田は語っていたが、どこまでの準備ができているのか。

 またGPシリーズには、特別枠を使わずにランキングでのエントリーが可能なようだが、正当な理由がなく欠場した場合には、ペナルティなどが科せられるため「とりあえずエントリー」ということは許されない。「去年の世界選手権前までのレベルまでに最低もって行かねば、試合には出れない」と考えていることからすれば、早くとも、復帰戦は、来春の世界選手権の前に海外でいくつかある試合までずれこむかもしれない。ジャンプレベルの進化に対応できず、大会復帰を断念してしまう可能性も捨てきれない。

「目標を達成するには、自分の強い気持ちがなければ達成できません。自分が決めたことなので、責任をもってやっていきたい。不安? いろんな思いはありますが、今は自分に期待しながら練習をしています」

 浅田は、そう力強い言葉で会見を結んだ。イバラの道が待ち受けているからこそ、自分にいい聞かせるような愚直な決意だったのかもしれない。

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12/31 努力の宮原、伸び盛りの本郷、伊藤みどりが重なる樋口~2014全日本選手権を振り返って<第2回> 【佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク 2014~15ヴァージョン(8)】

(2014-12-31)

報道機関

NOBORDER

見出し

努力の宮原、伸び盛りの本郷、伊藤みどりが重なる樋口~2014全日本選手権を振り返って

<第2回> 【佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク 201415ヴァージョン(8)

配信日

20141231日 

http://no-border.co.jp/archives/30133/

◆内容◆

●構成変更と練習量で、宮原が全日本初優勝

 SP(ショート・プログラム)2位から逆転優勝した宮原知子のフリーの演技は、グラリとも揺るがない立派な内容でした。最終グループの最終滑走者、首位との得点差、世界選手権の出場権…。さまざまな重圧の掛かる状況で、すべての要素をキッチリと決めていた。強さを見せてくれました。 

 宮原の勝因のひとつは、陣営の構成変更がありました。宮原陣営はフリー冒頭に予定していた「3回転-3回転」のコンビネーションを、「3回転-2回転-2回転」に変更。代わりに、基礎点が1.1倍になる演技後半に「ダブル・アクセル-3回転トゥ・ループ」を組み込みました。ルール変更の影響なのか、今回の全日本は大会全体を通じて、回転不足の判定がかなり厳格になされていた印象を受けました。おそらくコンビネーションふたつめの3回転が、回転不足になるのを避けるのが狙いだったのでしょう。その作戦が見事に功を奏しました。 

 それだけの変更に踏み切る裏付けになっていたのが、宮原の普段からの練習量です。彼女の真面目にコツコツと練習に取り組む姿勢については、フィギュア界では知らない人がいないくらい。有名な話です。そうした努力の積み重ねが開花した、全日本選手権初優勝でした。 

●「線」が美しくなった本郷理華

 今シーズンがシニアデビューのため、まだ若手の印象がある本郷理華ですが、じつは優勝した宮原よりも1学年上。どちらかと言えば、遅咲きの選手です。今大会は惜しくも2位に終わりましたが、いまがまさに伸び盛り。今シーズンの開幕当初と較べても、全体的な「線」が美しくなっている。簡単に言えば、これまで丸まっていた背中のラインがすっきり伸びたまま、演技できるようになっているのです。GPファイナルのとき、スケート連盟のスタッフたちと一緒に、彼女の演技を見ていたのですが「あれっ、こんなに綺麗な選手だったかなぁ」といった驚きや感心の声が、あちこちから聞こえてきました。 

 本郷の特徴と言えば、やはり166cmの長身と長い手足です。ですが、フィギュアの場合、むしろそれがマイナスに働くことがあります。同じジャンプやスピンをするにしても、背の高さや手足の長さが邪魔になり、間違いなく難易度は上がります。手足の先の先まで、しっかり意識して演技をしないと、かえって汚く映ってしまうのです。その反面、“ビシッ”と決まったときには、圧倒的に美しくなる。その典型例として、ソチ五輪の銅メダリスト身長169cmのカロリーナ・コストナー(イタリア)を思い出してもらうと、分かりやすいのではないでしょうか。 

 ここに来て本郷は、自分の背の高さや長い手足を武器にできるようになってきました。グレイシー・ゴールド(アメリカ)欠場による繰り上げ出場ではあったけれど、GPファイナルでの経験が自信や励みになっている印象です。GPファイナルのときより今回の全日本選手権のほうが、明らかに質が良くなっていた。このまま大きく飛躍していって欲しい選手です。

●樋口新葉に重なる、伊藤みどりのイメージ

 樋口新葉(わかば)の表彰台については、私も可能性を感じていました。じつは大会前に、彼女を指導する岡島功治コーチに「じつは狙っているんでしょ」と、水を向けてみたんです。そのときは「いやいや。全然」なんて言っていましたけど、絶対に狙っていたと思います(笑)。 

 今回あらためて、彼女の測り知れない将来性を感じることができました。冒頭のルッツ・ジャンプの失敗がなければ、もっと高い位置の表彰台にいたかもしれませんが、13歳であそこまで戦えたこと自体たいしたものです。トリプル・アクセルもかなり上達していましたし、これまでの日本の女子選手を見渡しても、樋口のスピード感やスケール感はズバ抜けています。 

 今回13歳で全日本の表彰台に昇ったことで、浅田真央と比較して語られることが多いようですが、私のイメージとしては「伊藤みどりの再来」です。弾むようなトリプル・アクセル。「本物のスポーツの美を表現する選手」「フィギュアの時代をひとりで進めた」とまで言われた、あの名スケーターの姿が、樋口には重なります。 

●世界ジュニア&世界選手権 ダブル金メダルも夢じゃない

 フリーの最終グループ6人全員が高校生以下と、新鮮な顔ぶれが目立ったなか、5位に終わった村上佳菜子が来年3月の世界選手権の出場者に選ばれたのは、妥当な判断だったと思います。SPでの「回転不足」に苦しむなか、心を切らさずにフリーでも最後まで自分のやるべきことをやった結果です。それは町田樹の引退によって、出場権がめぐってきた男子の無良崇人にも言えることです。 

 今回表彰台に立った男子の宇野昌磨、女子の樋口若葉は世界ジュニア選手権(15347日、エストニア)に出場することが決まりました。連盟としては、世界ジュニア&世界選手権、ダブルでの金メダル獲得を視野に入れての、選手選考だったのではないでしょうか。 

 今シーズンここまでの戦いを見ると、男子は日本が、女子ではロシアがフィギュア界をリードしています。いまの女子にも今後ロシア勢と対等に渡り合える可能性を持った選手たちのいることが、今回の日本選手権で分かりました。とはいえ、ロシアの選手たちと同じことはできません。その代わりに、日本では日本人スケーターにしかできない、独自の方向性を追求していく。そうした切磋琢磨が、世界中にフィギュアファンを増やしていく原動力になるはずです。

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