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3/31 佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク/世界選手権総括 羽生と町田を分けた数センチの差 浅田4年ぶりの世界女王は文句なし

(2014-03-31)

報道機関

ノーボーダー・スポーツ

見出し

佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク

世界選手権総括 羽生と町田を分けた数センチの差 浅田4年ぶりの世界女王は文句なし

発行日

2014331

http://no-border.asia/archives/20016

◆内容◆

●羽生vs町田 名勝負を分けた数センチの差
 男子の金メダル争いは、まさに熾烈。しかも、それを世界選手権の大舞台で、日本人選手同士がやってのけた。それ自体がものすごいことだと思います。素晴らしい名勝負でした。

 金メダルの羽生結弦、銀メダルの町田樹。ふたりのメダルの色の違いを分けたのは、ほんの小さなミスでした。具体的には、町田が3回転ループの着氷で「オーバーターン」をとられたことです。そのためGOE(出来栄え点)で、0.70の減点となってしまった。羽生と町田の合計得点の差は、わずか0.33でしたから、そのミスさえなければ、町田の優勝だったわけです。たったひとつの「オーバーターン」。言わば、ほんの数センチの差で、ふたりの勝敗は決まったのです。

 町田のショート・プログラム(SP)、特に最初の4回転-3回転のコンビネーションジャンプは見事でした。これまで私が見てきたすべてのフィギュアスケートの演技のなかで「最高」と言っても、大袈裟ではないようなコンビネーションでした。フリーでも、いきなり4回転トゥ・ループをポンポンと成功させて「この様子なら、町田がこのまま逃げ切るんじゃないか!」とも思ったんですが、そのあとのトリプル・アクセルの着氷でグッとこらえるようになってしまい、直後の3回転ループで「オーバーターン」。町田にしてみれば、おそらく練習でもしないようなミスだったのではないでしょうか。

 それに対して羽生のほうは、去年12月のGPファイナル、全日本選手権、そしてソチ五輪と、今シーズンことごとく失敗してきたフリー冒頭の4回転サルコゥを「優勝するには、ここで決めるしかない」というタイミングで成功させてみせた。いくつかのマイナス要素はあったけれど、今シーズンの羽生にとっての最高のフリーを披露して、GPファイナル、ソチ五輪に続いての金メダルを勝ち獲ってしまう。よく「そういう星の下に生まれた」「持っている」なんて表現をしますけど、気がつくと主役の席には、いつも羽生が座っている。スゴいとしか言いようがありません。

●羽生が見せた男の意地  来季以降の町田、小塚に高まる期待
 優勝したあとの羽生は、盛んに「意地でした」と話していましたが、それがソチ五輪金メダリストとしての意地なのか、それともSPで、羽生からすれば「失敗するはずのない」4回転トゥ・ループを失敗してしまった自分に対する意地なのか。その真意は分かりません。ですけど、これまではどちらかと言えば、「華麗さ」や「みずみずしさ」といったイメージのほうが表立っていた羽生の、胸の内に秘めた男の意地、骨っぽさみたいなものを、垣間見ることができました。

 羽生の逆転劇の前に、やや印象が薄くなってしまいましたが、町田がやってのけた「世界選手権初出場で銀メダル」というのは、相当な快挙です。たとえば、2年前に注目を集めた羽生しても、初めての世界選手権では銅メダルだったわけですから、町田はその上を行ったもと言えます。昨シーズンの最初は良かったのに、終盤失速した町田には、私は正直、物足りなさを覚えていました。ところが、今シーズンはグランプリ・アメリカでの優勝に始まり、インタビューの受け答えひとつをとっても、別人のような成長ぶりを見せてくれました。

 彼はある意味、這い上がってきた選手です。ソチ五輪の前には「五輪を最後に…」といったニュアンスのコメントをしていましたが、五輪の舞台を実際に経験して、そんな気持ちは微塵もなくなったようです。今回順位が決まったあと、並んでテレビのインタビューを受けていた羽生に「来年は自分が世界一を獲りに行く」と宣言していましたが、その意気や良しです。来シーズン以降、羽生と町田には互いを高め合う、ふたりにしかできないような「ライバルストーリー」を描いてもらいたい。

 総合6位に入った小塚崇彦は、大健闘だったと言えるでしょう。ソチ五輪に出場できなくなった時点で、おそらくオフシーズンに入っていたはずです。それを髙橋大輔の欠場で、急遽氷上に立つことになった。私の経験上、わずか3週間だけの準備期間で、世界レベルの大会に出場するのは不可能です。しかも、一度心身のスイッチをオフにした状態からです。そんな困難な状況にあっても、小塚は自分にできる限りのことを、しっかりとやっていました。ぜひ今回の経験を、今後の競技生活に活かしてもらいたいと思います。

●ひとりだけSPとフリーを滑り切った浅田 文句なしの金メダル
 羽生のことを、気がつけばいつも主役になっているような選手だと言いましたが、浅田真央についても同じことが言えます。まるで日本じゅうの人に愛され、受け入れてもらっているかのよう。男女の枠を越え、羽生を含めたすべてのスケーターが「ああいう選手になりたい」と憧れる存在ではないでしょうか。そうした「浅田らしさ」を、この大会でも如何なく発揮してくれました。とりわけSPはプログラム全体のスピード感、ジャンプの高さ、トリプル・アクセルの成功と、すべてが完璧でした。

 フリーについても、一度大きくバランスを崩したことで、ソチ五輪のフリーと較べて見劣りした感があったかもしれませんが、全体の内容は素晴らしいものでした。トリプル・アクセルも回転不足と判定されましたが、私個人は五輪のフリーや今大会のSPのトリプル・アクセルと、まるで遜色のない出来だったと思っています。

 あれほど完璧なSPをしていながら、カロリーナ・コストナー(イタリア)にしても、ユリア・リプニツカヤ(ロシア)にしても、考えられないくらいの素晴らしい演技をしたことで、フリーが始まる前の段階では、上位はほとんど点差のない状態でした。ところが、スケジュールが1日空いたことが影響したのか、フリーでは失敗の連続になりました。

 じつはSPが終わった段階で、ソチ五輪からノーミスの続いていたコストナーが浅田の対抗馬になると予想していたのですが、コストナー陣営は「従来のままのフリーでは、勝つのは難しい」と考えたのでしょう。金メダルを狙って、ソチ五輪のときよりもワンランク難しい構成にして来ました。ですが、五輪からの1ヶ月ちょっとの準備期間では足りなかったようで、今回のフリーでは、コストナーにもミスが目立ちました。その結果、SPとフリーの両方をしっかりと滑り切ったのは、浅田ひとりだけだったのです。文句なしの「世界女王」でした。

●まずはゆっくりと休んで欲しい 日本女子3選手 
 今大会限りでの引退を表明していた鈴木明子ですが、現役生活の最後に世界選手権が日本で開催されて、SPでは自己ベストの滑りができた。彼女の競技人生は良いことばかりがあったわけではありません。ソチ五輪も足の痛みに苦しめられました。だけど、そうしたことを理解してくれている日本のファンの大きな拍手に送られて、リンクを後にすることができた。その点では、報われたのかもしれません。本当にご苦労様でした。

 村上佳菜子については、まだまだこれからの選手です。GPシリーズ、五輪出場権を懸けた全日本、初めての五輪、そして世界選手権と、これまで以上の大きな重圧のなか、めまぐるしく駆け抜けてきたシーズンだったことでしょう。まずはゆっくりと休んでから、いまの自分に足りないものは何なのか、今後何を身に付ける必要があるのかといったことを、見つめ直して欲しい。今回の世界選手権には15歳のアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)、同じく15歳のポリーナ・エドモンズ(アメリカ)といった、来シーズン以降大きく飛躍しそうな若手選手の姿がありました。また、この大会に先駆けて3月中旬に開催された世界ジュニア選手権では、ロシア勢が表彰台を独占しています。彼女たちに対抗すべく、日本女子の先頭に立ってもらうためにも、村上にはさらなる成長を期待しています。

 そして、浅田真央です。彼女こそ15歳のときに、いきなりGPファイナルに優勝して以来、ずっとずっと走り続けてきたのです。とにかく、いまはゆっくりと休んで欲しい。今後の進退について、周囲が騒がしくなるかもしれませんが、慌てて答えを出す必要はどこにもありません。まずは心と身体を充分に休めること。そこから始めなければ、きっと良い答えも見つからないのではないでしょうか。

●五輪シーズンでも、日本開催だったからこそ内容は充実 
 過去を振り返れば、オリンピックシーズンの世界選手権は、あまり内容の良くないこともありました。ところが、
今年の大会はひじょうに引き締まった、内容の充実した大会になりました。それを支えていたのは「さいたまスーパー・アリーナ」を埋め尽くした、約1万8千人ものお客さんがつくり上げた空気でした。

 いま世界中のどこを見渡しても、あそこまでお客さんの入るフィギュアの大会はありません。現在の日本のフィギュア人気は、「本場」「大国」と呼ばれる国々を凌駕するほどです。しかも会場内では、日本選手のみならず、各国のスケーターたちの背中を押すような、温かい声援が送られていました。日本開催だったからこその好大会、名勝負でした。日本のフィギュア関係者のひとりとして、自慢したくなるくらい。ひじょうに誇らしい世界選手権でした。

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3/31 「すぐ答えを出す必要はない」…浅田真央“次の目標”は霧の中

(2014-03-31)

報道機関

日刊ゲンダイ

見出し

「すぐ答えを出す必要はない」浅田真央次の目標は霧の中

配信日

2014331日 

http://gendai.net/articles/view/sports/149102

◆内容◆

これまでよりも、一歩踏み込んだ「気持ち」を語ったのが世界選手権で3度目の優勝を果たした浅田真央だ。エキシビションが行われた30日、進退についてこう言った。
「普通にやればできるが、自分の気持ちとしては少し休養が必要なんじゃないかと思っている。今すぐ答えを出す必要はない。 次の目標がまだ見つかっていない。決意ができればやるし、そういうものが湧き出てこなければできない。やるならそれなりの覚悟がいる」
 日本スケート界の看板娘だけに、真央が「引退」の決断をしても、スケート連盟は「ご苦労さまでした」というわけにはいかないだろう。



3/31 真央、去就決断長引く?「やるならそれなりの覚悟」/フィギュア

(2014-03-31)

報道機関

サンスポ

見出し

真央、去就決断長引く?「やるならそれなりの覚悟」/フィギュア

配信日

2014331日 503(紙面)

http://www.sanspo.com/sports/news/20140331/fig14033104370000-n1.html

◆内容◆

フィギュアスケート世界選手権で4年ぶり3度目の優勝を果たした女子の浅田真央(23)=中京大=は一夜明けた30日、さいたまスーパーアリーナで行われた上位入賞選手らによるエキシビションに出場。「今は少し休養が必要じゃないかと思っている」と、去就についての決断が長期化することを示唆した。また、現役続行か引退かの選択をする要因に、精神面の充実を挙げた。

誰よりも“金色”が似合う。ゴールドの衣装の真央は、エキシビションで『スマイル』と『ピアノ協奏曲第2番』を熱演した。

 「次の目標が見つかっていない。まだハーフハーフ。普通にやろうと思えばできるけど、今は少し休養が必要なんじゃないかと思っている」

 注目の進退に関して改めて発言。決断が長期化することを示唆した。

 会心の舞いだったからこそ心が揺れる。ショートプログラムで世界歴代最高の78・66点。フリーとの合計216・69点は自己ベストだった。2月のソチ五輪フリーに続き、納得のいく演技で日本選手最多となる3度目の世界女王に君臨した。

 昨年4月、今季を現役生活の集大成と位置づけた。2度目の五輪はSPで16位と振るわなかったが、フリーでは10人抜きの6位入賞。迷い始めている。

日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長(52)はこの日、真央の進退に関して「本人が決めること」と、一任する構えをみせた。主要大会出場を要請するでもなく、待ちの姿勢だ。

 好例がある。ソチ五輪限りで銀盤を去ったライバル金妍児(キム・ヨナ、韓国)は、2010年バンクーバー五輪後、約1年8カ月の休養を経て復帰。その後はグランプリシリーズを回避しながら、昨季の世界選手権(カナダ)優勝、ソチ五輪銀メダルと“成功”している。

 「(決めるのは)最終的に自分。決意ができればやるし、そういうものが湧き出てこなければできない。やるならそれなりの覚悟がいる」

 エキシビションではファンから「やめないで」という声もとんだ。時間はたくさんある。スピードを落としてもいい。真央が、新しい挑戦を自身の心に委ねる。(江坂勇始)

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3/31 真央進退熟考モード 長期化の可能性も

(2014-03-31)

報道機関

日刊スポーツ

見出し

真央進退熟考モード 長期化の可能性も

配信日

2014331日 837(紙面)

http://www.nikkansports.com/sports/figure/wc2014/news/p-sp-tp0-20140331-1278090.html

◆内容◆

<フィギュアスケート:世界選手権>◇30日◇さいたまスーパーアリーナ◇エキシビション

 熟考モード? 女子シングルで4年ぶり3度目の優勝を飾った浅田真央(23=中京大)が去就について「今すぐに答えを出す必要はないのかな」と心境を明かした。集大成と位置付けたシーズンを終えた直後で、現在は目標がない状態。今後は国内各地をアイスショーで巡るなかで進退を判断するが、長期化する可能性も出てきた。この日はエキシビションに出演した。

 優勝から一夜明けても、浅田の心にまだ終わりはきていなかった。「エキシビがあるので、すべて終わった感じがしないんですよね」とにこやかに笑う。次々に飛んだ質問は、やはり今後のこと。それも受け止めながら、素直な心境を口にした。

 浅田 最終的に自分がやるかやらないかは、どれだけ目標持ってできるかどうか。しっかりやるなら覚悟が必要だし、決意できればやるし、何もそういうものが湧きでなかったら、できないんじゃないかな。いますぐ答えを出す必要はないのかな。

 世界中で感動を呼んだソチ五輪のフリー、そして世界選手権のショートプログラム(SP)とフリー。4年間かけて一からやってきた成果を発揮でき、「本当にやりきった」と達成感が大きい。今季を総括して「金メダルです」と話す姿からは、短期間で次の目標は見えそうにない。

 「気持ちとしては少し休養が必要なんじゃないかなと思います」。現役続行した場合でも、何らかの形で休みをはさむ希望も明かした。それが数週間なのかシーズンを通してなのかは言明しなかったが、ゆっくりと考える時間がほしいのだろう。

 エキシビションでは金の衣装を着て「スマイル」の曲で満員の観客を魅了した。アンコール前に待機しているところを場内カメラに撮られると、「油断してた」と大笑いする姿も。終始笑顔で、戦いを終えた今を楽しむようだった。場内からは「真央ちゃん、やめないで~!」と、懇願する声も響いていた。【阿部健吾】

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3/31 真央に世界中からオファー殺到

(2014-03-31)

報道機関

東スポ

見出し

真央に世界中からオファー殺到

配信日

2014331日 1600

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/250748/

◆内容◆

フィギュアスケートの世界選手権、女子シングルで4年ぶり3度目の優勝を果たした浅田真央(23=中京大)が“超モテ女”ぶりを発揮している。長く、過酷なシーズンを終えた真央は30日、引退か現役続行かについて、これまで通り「ハーフ・ハーフ(五分五分)」と明かした。まずは休養して最終判断する意向だが、どんな決断に至っても周囲からは「大歓迎」が約束されているようで…。

 世界選手権優勝から一夜明け、真央が揺れる胸中を明かした。現役続行か引退か、今後については「やっぱりハーフ・ハーフ」と現時点では未定だという。「最終的に(決めるの)は自分。自分がやるか、やらないか。しっかりやるなら覚悟が必要。決意できればやるし、湧き上がってこなければできないと思っている。今は少し休養が必要かな、と思う」と話した。

 ソチ五輪のフリーと今大会の好演技で「やりきった」という達成感でいっぱいだ。「今季は最高です」と満足した今シーズンを最後に、競技生活を終える可能性はある。

 とはいえ、フィギュアスケートが大好きなうえ「修行僧」「サムライ」と呼ばれるストイックさの持ち主。「練習も競技も大好き。さらに自分を超えたいと思うかもしれない」(真央をよく知るフィギュア関係者)と、さらなる挑戦に出ることも十分あり得る。

 言葉通り「ハーフ・ハーフ」。当然ながら周囲は「誰も真央に余計なことは言えない」(別のフィギュア関係者)と本人の決断を尊重するが、どんな進路を選んだとしても真央が引き続き「超モテ女」であることは約束されている。

 すでにアイスショーのオファーは世界各地から殺到中。最近はロシアからオファーがあった。また真央人気が高い中国からも、1年前から「今夏のショーにぜひぜひ出てほしい!」と“熱烈参加要請”が届いた。いずれも日程が合わず断念したが、海外でも人気は健在で、日本なら言わずもがな。現役もしくはプロになっても、氷上の活躍が続くことは間違いない。

 来季以降を休養にあて、充電した後に現役復帰を決めたとしても「日本スケート連盟も国際スケート連盟(ISU)も、大歓迎でしょう」(フィギュア関係者)。トップ選手のみが出場できるGPシリーズには「カムバック枠」があり、欠場などで出場ポイントが足りなくても、実績のある人気選手には出場機会が与えられるという。これまで皆勤賞の活躍で抜群の観客動員力を誇る真央なら、GPシリーズに無条件で出場できるだろう。

 もちろん、氷上から引退してもテレビ、広告業界から引っ張りだこ。こちらも“売り手市場”に変わりはない。

 この日はエキシビションに出演し「スマイル」を熱演した。男性ファンからは「真央ちゃん、辞めないで~!」と悲鳴にも似た声援が飛ぶなか、希代のヒロインがどんな決断するのか。周囲は温かく見守っている。



3/31 「ミヤネ屋」で宮根誠司が深々と頭を下げ謝罪 浅田真央のコーチ・佐藤信夫氏がメディアの対応に困惑した過去を振り返る

(2014-03-31)

報道機関

TOPIC NEWS

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「ミヤネ屋」で宮根誠司が深々と頭を下げ謝罪 

浅田真央のコーチ・佐藤信夫氏がメディアの対応に困惑した過去を振り返る

配信日

2014331日 2100

http://news.livedoor.com/article/detail/8688569/

◆内容◆

どうも申し訳ございませんでした!」宮根誠司が大きな声で謝罪をした。

31日放送の情報バラエティ「ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、女子フィギュアスケートの浅田真央と、コーチの佐藤信夫氏が歩んできた3年半を振り返る特集が組まれた。
特集では、スタジオと中継を結び佐藤氏が出演、これまでの浅田との歩みを振り返りながら、フィギュアスケート世界選手権優勝に至るまでのさまざまなエピソードが語られた。
佐藤氏は、20102月に開催されたバンクーバー五輪の後、20109月に浅田のコーチに就任している。浅田の母である匡子さん(故人)からコーチの依頼を受け、当初は固辞していたが、熱意に折れてコーチを引き受けることになったという。
浅田のコーチになって困ったのが「メディアのプレッシャーがすごい」ことだったそうだ。佐藤氏自身もフィギュアスケートの選手時代は全日本選手権10連覇という偉業を成し遂げているが、そんな佐藤氏も「大変だろうと思ってはいましたけど、私の想像をはるかに超えて、これはどう対処すればいいのものなのかと。私自身が慣れませんでしたから大変戸惑いました」とメディアに困惑していた過去を明かした。
佐藤氏は「試合が終わった後は、(取材の依頼などで)しばらく仕事にならないってことはしょっちゅうでしたね」と話すと、宮根は「試合では、真央さんの隣に必ずいるので(佐藤氏は)かなり有名人ですよね」と語りかけると、佐藤氏は「それでも、やっぱりもう……本当に、あの、ものすごい、メディアの方の攻撃には参ってしまいました」と本音をポロリ。
すると宮根は「どうもすみませんでした!」と深々と頭を下げ「私が代表して…」と言うと、佐藤は「いえいえ」と笑いながら恐縮していた。
さらにこの後も、浅田選手は「トリプルアクセルは必ず跳びたい」という意見に対し、佐藤氏は「ノーミスで素晴らしい演技をすればトリプルアクセルがなくても勝てる」という佐藤氏と浅田選手の「当初の対立」を紹介するシーンがあり、宮根は佐藤氏に「本気でおっしゃったのか、一回封印するためにおっしゃったのか、どっちでしょう?」と質問を投げかけた。
すると
佐藤氏は「その封印って言葉もね、私は決して封印したつもりはないんです。今日は調子が悪いからやめておこうっていう話なんですね。明日になって調子が良ければじゃぁやろうよって話でいいわけです。ところが一言そういう話が出ると、メディアのみなさんは一斉に封印っていう活字がざっと並ぶんで、もうほんとにびっくりしてしまって、これから先どうすればいいかなーってまたそこで悩んでました」と当時の心境を語ると宮根は「どうも申し訳ございませんでした!」と再び深々と頭を下げ謝罪、佐藤氏も再び「いえいえ、とんでもないです」と笑いながら応えた。
番組内では、これまでのエピソードをまとめたボードに沿って進行されていたが、そのボードにある「二人がある決断を…」の部分を宮根がスルーして進行を続けた。
しかし、スタッフから指摘を受けた様子で、宮根は「これもうエエねん、恥ずかしいことになるで?めくろか?」とその「二人がある決断を…」の部分をめくると「トリプルアクセル封印」の文字が現れ、宮根は「封印て書いてあるやろ!佐藤コーチはそんなことないっておっしゃったやろ、そやからあえて飛ばしたんや。わざとやん。ね、佐藤コーチ、封印ちゃいますもんね」と取り繕うと、出演陣から苦笑が起こったが、これには佐藤氏も「ありがとうございます」と笑顔で応えた。
また、宮根は浅田選手に対し「世界のトップ選手です。大変な苦労も乗り越えているわけで、その集大成が『(フィギュアスケートって)いいな』(という発言)で、まとまるってのは凄い人だなと思ったんですが」と話すと、
佐藤氏は「おっしゃる通りですね。なぜみんなが、特にメディアのみなさんが大騒ぎなさるのかなって」と前置きした上で「でも、ずっと(浅田選手を)そばで見てますと、やっぱりそういう、何か人を引き付ける素晴らしいものがある、華のある選手だと思います」と締めくくった。

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3/31 フィギュアスケートのルール改正が浅田真央の進退に与える影響

(2014-03-31)

報道機関

THE PAGE

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フィギュアスケートのルール改正が浅田真央の進退に与える影響

配信日

2014331日 133

http://thepage.jp/detail/20140331-00000002-wordleafs

◆内容◆

男子フリーの競技時間が短縮される?

 浅田真央と羽生結弦のアベック金メダルに沸いた世界選手権が閉幕した。これにて今シーズンのフィギュアスケートの公式戦はすべて終了した。

 今年は2年に一度の大幅なルール改正が行われる年であり、6月ごろに開催される国際スケート連盟(ISU)総会での決定が大いに注目される。選手にとっては来シーズン、あるいは2018年平昌五輪に向けてのプログラムの方向性を決める重要な決定だからだ。
 ISUでは2014/2015シーズンからの変更点について、すでに20126月の総会で決めていたものもある。その一つは、男女シングル、ペアの音楽が、アイスダンスと同じく、歌声の入った曲もOKとなること。これについては、町田樹が大きな関心を示し、「僕はそのルール改正を巧みに利用して、今のフィギュア界にない作品を作ろうと考えている。すでに構想はある」と話している。選手はルール改正には非常に敏感なのだ。
 また、次回のISU総会では、ショートプログラム(SP)の廃止と、男子フリーの時間短縮も検討されるだろうと予想されている。男子フリーは430秒。女子の4分と比べて30秒長いため、テレビ放映に要する時間が女子に比べて長くなってしまうのが悩みだった。短くすることによって、テレビ放映に収めやすいというメリットが出てくる。また、SPを廃止すればシニアとジュニアの同時開催が可能になるというメリットがあるという。

3回転ジャンプへのボーナス得点

 このようにさまざまな議論が予想される中、選手サイドからの観点で最も注目されるのは、なんと言っても採点方法だ。関係者によると、ここで新しい提案として持ち上がっているとされているのが、3回転ジャンプの種類を増やした場合の「ボーナス得点」である。
 ジャンプの種類の多さがボーナス得点につながるとなった場合、最も恩恵を受けるのは浅田だろう。代名詞でもあるトリプルアクセルは女子では浅田だけが跳べる伝家の宝刀。すでにフリーでは女子選手で史上初のエイトトリプル(3回転6種類を含む、計8度の3回転ジャンプ)を取り入れている浅田にとって、現状のままで得点が上がることになるのだ。
 そもそもトリプルアクセルの基礎点8.50点は、難度の高さや希少性を考えれば、コンビネーションジャンプの基礎点(例えば3回転ルッツ―3回転トゥーループの基礎点は10.10点)と比較した場合、低すぎるのではないかという声が多かった。リスクが高いのに割に合わないということで挑戦する選手そのもがいないということなのだ。

女子にも4回転時代がくる?

 女子シングルで日本人史上初となる3度目の金メダルに輝いた浅田は、最終日も取材に応じ、「自分にとって今シーズンは“金メダル”。今は、やりきったという思い」と言いながら、注目の続く去就問題に関しては「今すぐに答えを出す必要はないと思っている」と話し、現時点で“ハーフハーフ”であることに変化のないことを強調した。
 しかしその一方で、「ソチ五輪を集大成としたい」と語った昨年4月の国別対抗のときと比べ、ソチ五輪から帰国した際に「ハーフハーフ」と言った際の気持ちには違いがあったという本音も吐露した。
 現役続行か、引退か、あるいは休養宣言か。揺れる気持ちの片隅にあるかもしれないのが、このルール改正である。
来シーズン以降のフィギュア界の展望について聞かれた浅田は、「男子も女子も毎年本当にレベルが上がってきている。女子でもトリプルアクセルを跳ぶ選手もたくさん出てくるのではないかと思いますし、もしかしたら女子にも4回転の時代がくるかもと思う」と話した。
 浅田の言葉はジャンプ採点のルール改正を直接指しているわけではないが、現行の採点ルールのままならトリプルアクセルに挑戦する選手が「たくさん」出てくるとは考えにくい。
 「最終的には自分がやるかやらないか、どれだけ目標を持っていけるかですし、やるならば、それだけの覚悟が必要。その決意ができればやりますし、そういう気持ちが湧き出てこなければできない。自分がやりたいと思えばやるんだと思います」
 果たして、ジャンプの採点基準が変わるとなれば、浅田の進退にも影響を及ぼす可能性はあるだろうか。
(
文責・矢内由美子/スポーツライター)



3/31 チケット売上だけじゃない。浅田引退が与える影響

(2014-03-31)

報道機関

Sports Watch

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チケット売上だけじゃない。浅田引退が与える影響

配信日

2014331日 805

http://news.livedoor.com/article/detail/8685430/

◆内容◆

29日、さいたまスーパーアリーナで開催されたフィギュアスケート世界選手権(最終日)は、浅田真央が自己ベストを更新する216.69点で優勝、ソチ五輪のフリー演技に続きファンに大きな感動を与えたが、気になる今後については「(現役続行か引退か)ハーフハーフ」と語っている。
 そんな折、TBS「アッコにおまかせ!」(30日放送分)では、「浅田真央ちゃんに辞められたら大変!? 世界フィギュアにまつわる気になるDATA」と題し、浅田の去就によっては大きな損害が避けられないであろう大会チケットや会場内の物販について報じた。
 まずは「1日推定27千万円(番組調べ)」と紹介されたチケットの売上だ。同番組によると、さいたまスーパーアリーナで行われた今大会のチケットは4,000円~25,000円の席種が販売され、4日間の通しチケット(S/70,000円)なども含め、18400席は全て完売になったという。浅田が引退すれば、集客力の低下は誰の目にも明らかだ。
 また、そんな会場内では選手の演技後、リンクに投げられる花が販売されている。これはフィギュア協会と販売契約を結ぶ宮田花店が出店し、販売しているものだが、既にお馴染みの光景ながらも会場で投げられる花には厳しいルールもある。
 リンクに届くよう、投げる席はP席とS席に限られており、花びらが飛び散らないよう全体をラッピングしていなければならない。そのため、ファンが自ら花を持ちこんだ場合でも会場で宮田花店がチェックし、不十分であればラッピングのみ100円で行っている。
 今回の世界フィギュアでも1日約120万円を売り上げた宮田花店。番組で進行を務める安東弘樹アナも「これだけの数、花束を投げられる選手はいないですよね。そういう意味でも浅田真央が辞めてしまうと色んなところに影響がある」と説明した。



3/30 佐藤信夫コーチに「最高の恩返し」。浅田3度目の世界王者までの4年間。

(2014-03-30)

報道機関

Number Web

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佐藤信夫コーチに「最高の恩返し」。浅田3度目の世界王者までの4年間。

配信日

2014330日 1115

http://number.bunshun.jp/articles/-/805708

◆内容◆ 田村明子

「ここでは点数よりも、自分の全てを出し切ろうと思って滑りました。バンクーバー五輪後、一からやってきたことをようやく評価してもらえたかなと思います」

 329日、フィギュアスケート世界選手権で金メダルを手にした浅田真央は、すっきりとした明るい表情でそう語った。世界タイトルは2008年、2010年に続いて今回が3回目。

 日本女子としてはもちろん新記録で、過去25年の間では5回世界タイトルを手にしたミシェル・クワンに次ぐ記録である。だが本人は結果のことを考えずに、五輪での悔しさをぶつけたのだという。

SP歴代最高点でソチ五輪のリベンジ。

 SP「ノクターン」は、完ぺきな滑りだった。3アクセルをきれいに決めると、さいたまスーパーアリーナの広大な会場が轟くような歓声で満たされた。3フリップ、そして3ループ+2ループも着氷し、スピンとステップはすべてレベル4を得て、78.66を獲得。バンクーバー五輪のキム・ヨナを超える、4年ぶりの史上最高点を叩き出した。

 ソチ五輪ではこの同じSPで信じられない崩れ方をしたが、わずかな期間にネガティブなイメージをどうやって拭い去ったのか。

「滑っている最中も、ソチでは悔しかった、悔しかったと思って滑っていたので。今日は知っている方も来ているし、たくさんのファンもいらっしゃっている。これまで支えてくれた方、自分のためにもいい演技をしたいと思っていました」

 演技が終わると、まるで人の雪崩が起きたかのように見えた。驚くほどの数の観客たちが、花束を氷上に投げこむために階段を駆け下り、通路を走っている。その一人一人が、心から浅田真央を応援してきたのに違いない。

・佐藤コーチへ「最高の恩返し」。

 フリーでは、冒頭の3アクセルなどいくつか回転不足の判定を取られたものの、2アクセルの着氷が乱れた以外は、力強い美しい演技だった。

 最後のステップシークエンスは満場の手拍子にのって滑りきり、フィニッシュポーズに向かってスパイラルでカーブを描くと盛大な拍手が沸いた。

 フリー138.03、総合216.69で優勝を果たし、3度目の表彰台の頂点に。「本当はソチでかけてあげたかった」という金メダルを、浅田は佐藤信夫コーチの首にかけた。過去に2度も世界タイトルと五輪銀メダルまで手にしながら、「一から技術をやり直す」と決意をした浅田が、4年前に身を預けた恩師。

「最高の形で恩返しが出来たと思います」と、嬉しそうに目元をゆるめた。また同時にファンに向けても、「いい時も悪い時も、ファンが応援してきてくれました」と感謝の言葉を口にした。今後のことはまだ決めていない。体力的には、まだまだ競技を続けていけるが、あとは精神的なモチベーションの問題だという。ようやく本格的に開花した、佐藤コーチとの二人三脚の成果。せめてあと1シーズン続けて欲しいと願うのは、私だけではないだろう。

・鈴木明子、現役生活最後の演技。

 鈴木明子は、SP「愛の賛歌」で感動的な滑りを見せて71.02という高得点で4位スタートだった。だがフリー「オペラ座の怪人」では最初のルッツが2回転になるなど、いくつかジャンプの回転不足が出た。

 それでも最後まで崩れることなく全体を彼女らしくまとめ、爽やかな表情で満場のスタンディングオベーションに応えた。最後はリンクに向かって深々とお辞儀をして、現役生活最後の氷を後にした。

 予想よりも得点は低かった。フリー122.70、総合193.72で、この時点で表彰台は厳しいことがわかった。だがそれでも鈴木は納得したように頷き、澄みきった表情が陰ることはなかった。

「自分が望んでいたような演技ではなかったので、悔しいところはあります。でも人生というのは、こんなものなのかもしれないなというのも学ばせてもらった。競技はこれで終わりかもしれませんが、今後の人生にこの経験を活かしていけるのではと思っています」

 大会中に誕生日を迎え、SP28歳で、フリーは29歳で滑った。

「よくここまで滑りきってくれた、と思います」と12年間彼女を見守り、指導してきた長久保裕コーチは、目元をうるませた。

・リプニツカヤ2位、コストナー3位、村上10位。

 2位には6度の3回転を成功させたロシアの15歳、ユリア・リプニツカヤがつけ、3位にはジャンプミスはあったものの大人っぽい表現力で観客を魅了したカロリナ・コストナーが入った。村上佳菜子はジャンプの回転不足が重なり、今回は総合10位だった。

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3/30 世界選手権優勝。まだ伸びしろが見える浅田真央のこれから

(2014-03-30)

報道機関

Web Sportiva

見出し

世界選手権優勝。まだ伸びしろが見える浅田真央のこれから

配信日

2014330日 

http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/2014/03/30/post_351/

◆内容◆

「ソチオリンピックのフリー演技のときのような、『やり切った』『最高』という感情よりは一段下がったんですけど、でも、たくさんのお客さんが応援してくれた日本の会場でフリーのいい演技を見せられて、自分は幸せだと思ったし、嬉しかったです。本当にいい思い出になりました」
「集大成のシーズン」最後の試合となった世界選手権。その「ラストダンス」を満足いく演技で締めくくった浅田真央が、4年ぶり3度目の世界女王に輝いた。
 ソチ五輪のフリーでは世界中のスケートファンの「記憶」に残る完璧な演技を見せて感動を呼んだが、今回の世界選手権では思い入れのある「ノクターン」のショートプログラム(SP)で歴代世界最高得点となる78.66点をマーク、「記録」にもその名を刻みつけた。また、216.69点の合計点も世界歴代4位となる自己ベストだった。
 今シーズンはSP、フリー(ソチ五輪で出した142.71点は歴代3位)、合計のいずれも自己最高を大幅に更新したことになる。まだ成長の伸びしろがあることを証明してもみせた。浅田自身もその手ごたえをこう語っている。
「オリンピックでは順位ではなく、この4年間、一から見直してやってきたことを出そうと思いました。そして、今回の世界選手権ではSPとフリーの両方をそろえて自分がやりきったという演技をすることが目標だったので、それができて嬉しいです。そして、今シーズンはバンクーバー後に一から見直してきたことがようやく花開いたかなという思いです。悔しかったり嬉しかったり、いろいろなことがありましたけど、改めて今日終えてみてフィギュアスケートっていいなと感じています」
 ソチ五輪では見せることができなかったSPでのノーミス演技を、この世界選手権で披露できたのは「ソチでの悔しさ」を晴らす気持ちが強かったからだという。「ソチで悔しかったんだ、悔しかったんだ」と思いながら滑ったというSP。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を鮮やかに跳んで見せて波に乗り、透明感のある完璧な演技は今シーズン一番の出来だった。一番の武器であるトリプルアクセルではGOE(出来栄え点)が1.86点もついたほどだ。この歴代世界最高得点をたたき出した演技に、17千人を超える大観衆も引き込まれ、スタンディングオベーションで応えた。
「今回のSPは、今までの中でベスト3に入るくらいの最高の演技でした。いつもは得点を目標にはしていませんが、世界最高点と聞いて嬉しかった。集大成のシーズンとしては最高です。SPとフリーともに自分の精一杯の演技ができました。SPでは振付師のローリー(・ニコル)にようやく一番最高の演技を見せることができて、ローリーも喜んでいましたし、私も嬉しかった。いい演技で恩返しができて良かったです」
 大きな目標だった五輪金メダルは手にすることができなかったが、ソチ五輪から帰国後、浅田はしっかりと気持ちを切り替えてこの世界選手権に向けて練習に励んできた。それは佐藤信夫コーチも舌を巻くほどの入れ込みようだったという。「シーズン最後となる世界選手権でオリンピックの悔しかった思いをぶつけて絶対にやるんだという気持ちで毎日、一日も無駄にせずにやってきました」と胸を張る浅田の意気込みは相当なものだったに違いない。
 日本選手として最多となる3度目の世界タイトルは、これまでの2回と比べても格別な味わいになっているのではないだろうか。「永遠のライバル」であるキム・ヨナと切磋琢磨してトップスケーターになった浅田が、そのヨナが持っていた1つの記録(SP世界最高得点)を塗り替えることができ、日本開催の大きな大会で「やり切った」と言える演技ができて、結果もしっかりと残したからだ。

それに加えて、常に「最高レベルの演技」を追求したその姿勢も賞賛に値する。現役女子では誰も試合で挑んでいないトリプルアクセルの大技をプログラムに組み込み、フリーでは6種類の3回転を計8回も跳ぶジャンプ構成を作り上げて、ソチ五輪でもこの世界選手権でもこの構成で臨んだ。どちらの大会も回転不足を取られたり、今大会では3回転トーループが抜けたりと、決して完璧とは言えなかった。それでも、浅田にしかできないこのジャンプ構成を見られたことは、スケートファンにとって大きな喜びだったはずだ。
 偉業とも言えるこのジャンプ構成について浅田はさらりと言ってのけた。
「今年に入ってからこのジャンプ構成にしましたが、6種類の3回転を計8回跳ぶことはいつも出来ている構成なので、私にとってこの構成は挑戦ではなく、通常のことです。今日のフリーではひとつひとつのジャンプでいろいろ考えましたが、失敗を恐れずに跳びました」
 バンクーバー五輪で銀メダルに終わった後、ソチ五輪を目指すために自分のスケートを一から修正し直す過酷な道を歩んできた浅田。この国民的アイドルでもある一流選手をこの3年半の間、指導することになった佐藤信夫コーチは、試合後の会見でこう振り返った。
「わずか3年半の期間でしたが、やっと二人の会話が噛み合うようになり、これからというときに(集大成のシーズンが)終わりになってしまったので、何と言っていいか分かりませんが、私がこうあるべきだということを理解してくれて良かったなと思っています。これまでいろいろ苦労も多かったし、私で彼女をうまく(導いて)持っていけるのか、ずっと不安がつきまとっていたんですけど、最近やっと私の意思に沿って動いてくれるようになりました。12月に腰を痛めてしまい、全日本選手権が終わって1週間は練習にならない状態が続いたことで、オリンピックに影響を及ぼしたことは残念だった。でも、ここに来てほとんどミスのない状態でSPもフリーもできたので、いまは良かったなという気持ちです」
 5歳でスケートを始めて18年間のスケート人生は、浅田にとってどんなものだったのか。世界の舞台で活躍するようになったジュニア時代から、彼女は常に日本中の関心の的だった。精神的な重圧は計り知れないものだったに違いない。

そんな状況の中でも、浅田真央というスケーターは天真爛漫な天才少女と呼ばれた頃からほとんど変わらなかった。心根の素晴らしい女性であり、負けず嫌いで芯の強さを持つ真のアスリートでもあった。世界のトップに立っても、メディアに対する受け答えや挨拶もしっかりと対応し続けた。
 そんな浅田も長く第一線で活躍してきて、肉体的にも精神的にもダメージはかなりのものになるはずだ。日本フィギュア界を長きに渡ってけん引してきた浅田の今後に注目が集まっている。
「(オリンピックシーズンの最後の試合を終えて)やっと終わったなと思いました。長かったし、精神的にもすごく充実した濃いシーズンだったと思います。(引退か現役続行かを決める上での決め手となるのは?)身体はまだまだいけると思うので、あとは自分の気持ちだと思います。今後どうなるかは終わったばかりでまだ分からないですね」
 もっと成長できる伸びしろはある。それだけに、もう少し競技会という舞台で伸び盛りの若手選手たちとの戦いを見せて欲しいというのは、贅沢すぎる願いだろうか。

辛仁夏●文text by Synn Yinha

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SPに続いてフリーも1位となり、世界選手権を制した浅田真央


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