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復帰を決めた真央の前に立ち塞がる壁

(2015-05-18)

報道機関

THE PAGE

見出し

復帰を決めた真央の前に立ち塞がる壁

配信日

2015年 5月 18日 2200

http://thepage.jp/detail/20150518-00000002-wordleafs?utm_expid=90592221-34.fYfHxQptRyiK24SGMTdjrQ.0&utm_referrer=http%3A%2F%2Fthepage.jp%2Fcategory%2Fsports%2F

◆内容◆                

2014年のソチ五輪、世界選手権以降、休養に入っていた浅田真央(24)が18日、現役復帰を発表した。この日、ブログで発表した後、都内で予定されていたアイスショーの会見で、本人の口から、しっかりとした言葉で、現役続行の意思が明らかにされた。もう気持ちは、「ハーフ、ハーフ」と揺れ動いているものではなく「100パーセント」と断言した。そこには固い決意があふれていた。

 それでも、どの大会で復帰するかの目標は定めておらず、3年後の平昌五輪についても「今は考えていない」という。現在の目標は、昨年3月に埼玉で開催された世界選手権で優勝した競技レベルまで肉体と技術と心の状態を戻すこと。「この先は何があるかわからない」と、現役復帰に向け、すでにトレーニングはスタートさせているが、競技会の出場そのものについては含みをもたせた。復帰大会の目処がつき次第、改めて会見を設ける予定だという。

 真央がいなくなった、この1年の間に世界の女子フィギュア界の勢力図も様変わりした。ロシア勢が席巻。ジャンプ技術が飛躍的に伸びて、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(18)は、真央の代名詞だったトリプルアクセルに成功。トリプルアクセルは、もうスペシャルな武器ではなくなっている。

 そのあたりの事情は、浅田も承知していて「トリプルアクセルが跳べるということを強みにしてきましたが、時代と共にジャンプレベルも上がっています。それに追いつけるように練習をしているんですが、それだけではありません。今、私は24歳で、スケート界の中ではベテランに入っています。ジャンプ技術を落とさないことも目標ですが、それだけではなくて、大人の滑りができればいいなと…なんていうんですかね、自分の滑りを見てもらいたいなと思います」と語った。

 では、1年のブランクを作った浅田は激変している今のフィギュア界で通用するのだろうか。もっと言えば、3年後の平昌で悲願の金メダルを獲得することができるのだろうか。元全日本2位で現在、インストラクターとしても活躍中の中庭健介氏は「再び世界のトップレベルで戦える可能性はある」と見ている。

「喜ばしいニュースです。気持ちが重要だと思っていたのですが、1年間、心を静養させ、意欲が固まっているのならば楽しみです。アイスショーは、リンクの広さ、プログラムの内容なども大きく違っていて競技との差は大きいですが、そこで滑っていますから1年が大きなブランクだったわけではありません。技術は、衰えませんから、むしろ、魅せることを覚えたプラス面が大きいでしょう。競技から離れてこそ気がつくことがあります。
 ランキングを残すには、2年半の時間が必要ですから、おそらく1617年シーズンからGPシリーズに本格的に復帰して、五輪を目指す考えではないでしょうか。その意味で、この時期に復帰を決め、取り組み始めるのも、いいタイミングだったと見ています。いくつかのクリアしなければならない条件さえ満たせば、簡単ではありませんが世界と戦えると思います」

 中庭氏が、指摘する超えなければならない壁のひとつが、ジャンプ技術だ。

「現在、プログラムに3回転、3回転を入れることが常識になりつつあります。また、元々、ジャンプに入る前の構えが大きかったのですが、ロシア勢は、ほとんど、そういう無駄な動きがなく流れるようにジャンプを跳びます。浅田選手は、ルッツジャンプについても課題がありました。今後、トリプルアクセルを跳べる選手はさらに増えるでしょう。同時にジャッジもジャンプの踏み切りや回転を厳格に採点するようになっています。
 そういう世界のジャンプ技術の進化に、どこまで対応できるか。また年齢的な体力の問題もあります。25歳を超えると回復力が、がくっと落ちます。そうなると練習量に影響が出ます。これまで、できていた練習量をこなせなくなるのです。会見で浅田選手が語っていた『この先に何がおきるかわからない』というものは、そういう年齢的な体力の問題からくる不安であったり、故障の発生でしょう。復帰の過程で厳しい現実を見せつけられる可能性もありますが、日本の若いスケーターたちにも『真央ちゃんと一緒に戦える』というモチベーションを植えつけることになり日本の女子フィギュア界は間違いなく活気づくと思います」

 トリプルアクセルの成功率を高めることに加えて、難易度の高い3回転―3回転をプログラムに入れなければ勝負にならない。また技術的に問題の多かったルッツジャンプの上達も課題。回転不足の判定などに悩むと村上佳菜子のように不振に陥る危険性もある。「ステップ、スピンなどの表現力では群を抜いている」と中庭氏は言うが、それだけでは世界で頂点を狙う勝負にはならない。浅田が言う「大人の滑り」だけでは、ジャンプが進化した近代フィギュアの世界では限界があるのである。 
 注目の復帰戦に関しての明言は避けたが、今秋からのグランプリシリーズ出場を目指すならば、遅くとも、この45月には、プログラムを作っておかねばならないため、時間的には間に合わないだろう。7月のアイスショーで「ショートプログラムを行うかもしれない」と、浅田は語っていたが、どこまでの準備ができているのか。

 またGPシリーズには、特別枠を使わずにランキングでのエントリーが可能なようだが、正当な理由がなく欠場した場合には、ペナルティなどが科せられるため「とりあえずエントリー」ということは許されない。「去年の世界選手権前までのレベルまでに最低もって行かねば、試合には出れない」と考えていることからすれば、早くとも、復帰戦は、来春の世界選手権の前に海外でいくつかある試合までずれこむかもしれない。ジャンプレベルの進化に対応できず、大会復帰を断念してしまう可能性も捨てきれない。

「目標を達成するには、自分の強い気持ちがなければ達成できません。自分が決めたことなので、責任をもってやっていきたい。不安? いろんな思いはありますが、今は自分に期待しながら練習をしています」

 浅田は、そう力強い言葉で会見を結んだ。イバラの道が待ち受けているからこそ、自分にいい聞かせるような愚直な決意だったのかもしれない。


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