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9/8 “強制キス写真”流出で判明した「橋本聖子潰し」暗闘

(2014-09-08)

報道機関

日刊大衆

見出し

“強制キス写真”流出で判明した「橋本聖子潰し」暗闘

発行日

201498日 (915日号)

http://taishu.jp/10754.php

◆内容◆

・世間をアッと驚かせた衝撃の1枚。その背景には、氷上の華麗なるスポーツとは大きくかけ離れたドロドロ真相が!

日本スケート連盟の橋本聖子会長(49)が今年2月、ソチ冬季五輪閉会式後の打ち上げで、男子フィギュア代表の髙橋大輔に"強制キス"した一件が、大きく波紋を広げた。
「『週刊文春』8月28日号に掲載された写真は、橋本会長が髙橋の唇にキスしているものと、横から抱きついて、ほっぺにチューしているものの2点ですが、会長の目は完全にマジになっていて、怖いくらい(笑)。橋本会長が髙橋の大ファンであることは関係者の間では有名でしたから、アルコールが入った勢いでついああなったんでしょうが、さすがにマズかったですね」(スポーツ紙デスク)
当初は「強制ではない」としていた橋本会長も、「多くの皆様にご迷惑、ご心配をおかけして大変申し訳ございません……甚だ軽率であったと深く反省しております」と謝罪のコメントを発表。
一方、"被害者"の髙橋大輔は、「大人と大人がハメを外したということ。自分ではパワハラ、セクハラは一切ないと思っている。私事でお騒がせして申し訳ありませんでした」と、大人の対応で男を上げた。
評論家の小沢遼子氏は、「橋本聖子さんはスケートと自転車で夏冬の五輪に出た爽やかなスポーツ選手だと思っていましたが、議員になったら自民党特有のセクハラオヤジ体質になって、若い男にキスするなど、地方議員レベル以下のハレンチ行為でしたね。もし、連盟のオヤジ役員が浅田真央さんにコレをやったら即刻、除名ですよ。まぁ、私も若い男性は好きですが(笑)、噂話をする程度がいいところ。あれは大勢の前でする行為じゃないし、身内の感覚でやったことなら、拒否できない彼に対する集団セクハラとも言えるんじゃないかしら」
竹田恒和日本オリンピック委員会(JOC)会長は「これ以上、本件を問題にすることは考えていない」とコメントを出し、関係各所は幕引きに躍起だが、そもそも、なぜ、この時期に写真が流出したのだろうか。
「実は、橋本会長と髙橋がキスし、写真も撮られていることはソチ五輪直後から外部に情報が漏れていたんです。それがなぜ今頃、公になったのか?釈然としない部分があるのは事実です」(フィギュア関係者)
橋本氏は日本スケート連盟会長、JOC常務理事、同・選手強化本部長ほか、多くの肩書きを持つスポーツ界の重鎮で、自民党所属の参院議員としても当選4回を数える。
「今回のスキャンダルは、有力視されていた橋本氏の安倍改造内閣への入閣を阻止するための謀略、との見方もある」(全国紙記者)
一方、前出・フィギュア関係者はこう語る。
「スケート連盟内部のドロドロの権力闘争との関連が取り沙汰されています。特に06年のトリノ五輪で、荒川静香が金メダルを獲ってからは"フィギュアバブル"と言っても過言ではないほど、連盟は金銭的にも潤いましたからね」
荒川の金メダルに始まり、安藤美姫、浅田真央ら人気と実力を兼ね備えたスター選手が台頭。男子も髙橋大輔やソチで金を獲った羽生結弦らが生まれ、日本の"フィギュアスケート黄金期"が長らく続いている。
「フィギュアスケートという競技と選手が"カネの成る木"になったことで、連盟内の一部の人間が甘い汁に群がるようになったんです。局を跨いでフィギュアの各大会が放送され、浅田を筆頭に人気選手にはCMのオファーが殺到し、莫大なカネが動いています。大会の放送権や各種イベント、CM出演などの折衝で連盟幹部がテレビ局や広告代理店からの銀座での接待攻勢や不明朗な金銭授受が囁かれています」(前同)
フィギュアスケートと、ショートトラックを含むスピードスケートを統括する日本スケート連盟は、所属する選手に対して絶大な権限を持っている。
「連盟は強化選手の指定やオリンピック出場選手の人選、コーチの決定権まで握っていますからね。特にフィギュア選手の場合はコーチ代や衣装代、練習場を確保する費用、遠征費など巨額な費用がかかるため、連盟から補助金が出る強化選手に指定されないことには始まらない。勢い、選手のほうも連盟幹部の顔色を窺わざるをえないんです」(JOC関係者)
もっとも、橋本会長の評判は決して悪くない。
「橋本会長は、夏冬合わせて7回も五輪に出場し、92年のアルべールビル大会ではスピードスケート女子1500メートルで史上初の銅メダルを獲得と、圧倒的な実績がありますからね。競技者出身特有の厳しさがある一方、"そっちのことはよくわからないから"とフィギュアには余計な口を出さないので、現場の評判はいいですね」(前同)
そんなスケート連盟で、フィギュア部門の実質トップを務めるのが、理事の一人である伊東秀仁フィギュア委員長(53)だ。伊東氏は08年に現職に就き、現在4期目、16年まで続投が決まっている実力者だという。
「ワイン好きで知られる伊東氏は、日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザーの資格も持っていて、陰では"ソムリエさん"なんて呼ばれています。フィギュアスケート強化部長を務め、スケート連盟の"女帝"といわれた城田憲子氏の側近だった伊東氏は、06年に発覚した連盟の不正経理問題で、久永勝一郎・元会長が背任容疑で逮捕(有罪が確定)されて城田氏ら理事8名の辞任を受け、連盟内で頭角を現すようになりました」(スポーツ紙フィギュア担当記者)

・橋本聖子会長から届いた回答
06年に城田氏の後任としてフィギュア強化部長に就任した伊東氏は08年にフィギュア委員長となり、「今や連盟を牛耳っている」(前出・デスク)と評されるほどまで昇りつめたが、こんな評も聞かれる。
「現在、橋本会長より下のスケート連盟の主要ポストは、伊東氏ら守旧派がガッチリ押さえています。だが、今の連盟は機能していない。城田さんは毀誉褒貶(きよほうへん)あったとはいえ、若い選手の海外派遣やコーチの手配など、先を見据えて先行投資をしていた。真央ちゃんらの活躍はその遺産で、伊東さんたちは何もしていないに等しい」(前同)
浅田や髙橋など人気選手のCMやテレビの出演料は、スケート連盟が一括して管理しているというが、「CMなど高額なギャラが支払われる案件でも、選手の手に渡るのはその何分の一と思われる額で、残りがどこに消えているのか、不明朗さを指摘する声がくすぶっています。また伊東氏ら守旧派は、浅田や髙橋などカネを稼げてコントロールできる特定の選手は可愛がる一方、安藤のように主張がある選手には冷たい仕打ちをする。一本気な性格の小塚崇彦も記者の前で連盟に関する真っ当な批判をしたことがあり、幹部から疎まれています。ソチ五輪の代表が全日本選手権3位の小塚ではなく、5位の髙橋だったときも、関係者の間では"やっぱりな"の声が上がりました」(前出・記者)
スケート連盟内部では、フィギュア派とスピード派が勢力争いを繰り返してきた"伝統"があるという。
「今回もフィギュア派が橋本会長を追い落とすため、あえてキス写真を流出させたという、うがった見方も出ています。ただ、真相はどうであれ、選手たちは困惑していますよ。こんな写真が出て得する人間は誰もいないですからね」(前同)
本誌は、改めて橋本氏に今回の騒動に関して質問状を送った。
《この件に関する取材に対しては、当初から、セクハラ・パワハラではないと認識しているものの、自身の行動については反省する旨をお答えしており、コメントの趣旨を変更したことはありません》(FAXによる回答)
また、写真が流出した経緯と所感を日本スケート連盟に質したところ、FAXで《ご質問の内容は、いずれも事務局では回答致しかねます》という返答があったことも付け加えておこう。
日々、リンクの上で汗を流す選手たち。彼ら彼女らのための連盟であってほしいものだが……。

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